白雲去来

蜷川正大の日々是口実

潮の香りのする柏へ。

2018-10-13 16:05:13 | 日記
十月十一日(木)曇り。

何の自慢にもならないが、私はハンパじゃない地理音痴である。日本地図を見ても、鳥取がどこだか、福岡がどこだか理解するのに、随分と時間がかかる。よつて東京の葛飾がどの辺なのか見当もつかない。千葉に柏と言う土地がある。これまで行ったのは一度だけ。それも葬儀で行ったので、どんな街なのか見当もつかない。

その柏に、民族派では知る人ぞ知る、舟川孝さんがいる。恐らく、愛国党の舟川と言えば、泣く子も黙る、いや公安警察が最も恐れる男の一人として知られている。私は、この過激派の舟川氏となぜか昔から気が合う。民族派の「イガグリ君」こと三澤浩一さんから、「私の知り合いで名前に『川』のつく者はロクなのがいない』と、良く酒席でからかわれる。因みに、その「川」のつく三澤氏の友人とは、蜷川、丸川、内川、そして舟川が代表格らしい(順不同・仮名です)。皆、酒乱いや酒豪である。私のこのブログに、大いに酔った日は「大破・轟沈」と書くが、いまではこの言葉が独り歩きして、随分と使われている。

何でも舟川さんから聞く所によれば、三澤さんは、その大破・轟沈を通り越して「難破・遭難」の酒らしい。飲んで別れてから一時間ほどして、舟川さんに電話が入った。「おい、俺は今どこにいるんだ。歩いても、歩いても元の所に戻って来てしまう」。確かに難破・遭難の酒だ。大破・轟沈の上があることを知って、しばし空いた口が塞がらなかった。話がそれた。柏の話だ。随分前から、舟川さんから「蜷川さん。潮の香りのする柏で、最高のカツオを食べませんか」と誘われていた。それが、今日実現した。

横浜から、上野東京ラインに乗って上野まで。そこから常磐線の快速取手行きに乗って柏まで。車窓から幾ら外を見ても、海に近づいているとは思えない。まっいいかと、あきらめ半分柏着。駅には、舟川さんと盟友のO氏が待っていてくれた。両氏が、「どうですか、潮の香りはしますか」と笑っている。ここで、ようやく柏と言う町が海の近くでないことを悟った。

しかしながら、連れて行って頂いたお店のカツオやカワハギの刺身は絶品で、「茜霧島」を前に減酒の誓いを破った。何と、このお店、三澤浩一さんも常連とのこと。また笑われそうだ。しばらく飲んでから、舟川さんとは幼馴染のママさんのいるお店に転戦。美人揃いなので、悪い虫が起きてはいけないと、途中参加した榎本さんに送って貰って帰宅。いい夜だった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする