白雲去来

蜷川正大の日々是口実

金木犀のかほり。

2020-10-13 16:35:30 | 日記
10月2日(金)晴れ。

秋晴れの良い天気。朝食は、煮天丼、小納豆、もやしの味噌汁。昼は、おにぎり一個に小チキンラーメン。夜は、鶏手羽の蒸したもの、ボロニア・ソーセージ、茹でレタスにパレスチナのオリーブ油かけ。「伊佐美」をお供に酔狂亭にて月下独酌。

天気が良いので久しぶりに一時間のウォーキンク。途中の道で、どこかの家でトイレを使ったのか、「消臭力」のほのかな香りが漂ってきた。いやとんでもない勘違いで、見上げたら、すぐそばに大きな金木犀の木が。マスクをしていてもその香りが分かるのだから、大したものだ。花言葉は「謙虚」とのこと。

そのまま事務所に行き、あれやこれやの手紙を四通書く。手紙を書くのも体力がいる。一通終わると、ハァーっと深いため息がでる。おまけにミミズがのたくったような字なので恥ずかしいことこの上もない。のんびりと帰宅。

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去る者は日日に疎し。

2020-10-13 15:59:12 | 日記
10月1日(木)雨のち晴れ。

朝食は、昨夜の残りのおでん、キュウリの糠漬け。昼は焼きそばパン。夜は、エビフライ、ハムカツ、キャベツの千切り、カツオにマグロの刺身。「伊佐美」をお供に月下独酌。

もう十月か・・・。と一応感慨深く思っても、別段何かが変わるわけでもない。10日は東京オリンピックの思い出。11日は阿部勉さんの命日、14日は先輩の松本効三先生の命日、20日は野村先生の命日の群青忌。

岐阜の花房東洋先輩に教わった「名刺供養」というものがある。恩師の名刺を一番上にして、亡くなられた方の名刺を重ねて行く。今では名刺の箱が二つにもなった。

申し訳ないが、どれほど親しくしていた人でも亡くなってしまうと、その命日をうっかりして忘れてしまう。「私の歳時記」を机の横に貼ってあるのだが、それを見て、あっいけない。と慌ててお仏壇に手を合わせる。親交のあった人も、交流の機会が減って時間が経てば親しさもううすれていく。ましてや、死んだ人のことは、やがて忘れていくものだ。『文選』にいわく。去る者は日日に疎し。とか。

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