白雲去来

蜷川正大の日々是口実

わが友、中農ソース。

2020-10-05 21:27:07 | 日記
9月23日(水)雨。

いやー早朝寒くて慌てて掛け布団を出した。秋だなぁー。赤く色づいたほうき草(コキア)にコスモス、抜けるような青空、思い出すのは、網走の初秋の景色である。冬の寒さに怯える前のほんの一時の秋。数えきれないほどの赤とんぼが頭上を飛んで行ったことも忘れ難い。あんなに沢山のトンボの群れを見たのは初めてのことだった。自堕落な日々の中で、フトあの頃が懐かしいと思う今日この頃である。

朝食は、メンチカツ、マカロニサラダ、ハムエッグ、海苔とトロロのスープ。中農ソースをたっぷりかけて食べる。至福の時だ。安上がりに出来ている。メンチカツやハムエッグにソースをかけるとき、野村先生の『銀河蒼茫』の中の「冬の句」、冬の昼 ソース嫌ひで困ってをる。が浮かび苦笑する。醤油党であった先生は、一緒にカレーを食べているとき、「蜷川、醤油をかけると美味いんだぞ」といって私のカレーに醤油をかけようとするのでいつも閉口した。

昼は抜いた。夜は、友人と自宅近くの「浜一寿司」で一献会。カツオが美味かった。お供は珍しく「三岳」。

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