白雲去来

蜷川正大の日々是口実

へそ曲がり。

2020-10-29 11:41:07 | 日記
10月13日(火)晴れ。

私は、へそ曲がりで、ベストセラーの小説とか、流行りものには旬な時には手を付けない。飲み屋などに行くと、『愛の不時着』を見た?。最近は『鬼滅の刃』を読んだ。あるいは見た。とかなりの割合で聞かれる。両方ともノーである。もしその映画を見て、あるいは本を読んで、何とも思わなかったら、アホと認めるのが嫌だからに他ならない。きっと面白いのに違いないのだろうが、オレは見んからね。

朝は、クリームシチュウ。明太子。昼は無し。夜は、群青忌の直会の打ち合わせに愚妻と中華街へ。少し食べてから、紹興酒を一本空けた。マリンタワーの裏の「ラッキーの店」に寄ったら「10月一杯休み」の張り紙がしてあった。風の噂では体調が良くないと聞いていたので、少々心配である。久しぶりに「やまと」へ。11時過ぎまで長居してしまった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文庫本二冊で850円。

2020-10-29 11:19:24 | 日記
10月12日(月)曇り。

毎日、暇かと言われたならば暇でもあるし、忙しいかと問われたら、まあそこそこ忙しい。何が暇で、どう忙しいのか自分でも分からん。ただ生きていることが無駄とは思わない程度に日々を過ごしている。酒に肴に読書に下らん原稿を書いて、ネットフリツクスやアマゾンプライムなどで映画を見て、大体一日が終わる。非生産的と言われたら返す言葉がない。

過日、愚妻と伊勢佐木町で待ち合わせた際に時間があるので有隣堂書店へ行こうと思ったら、途中にブックオフがあったので寄ってみた。中古の本ばかりではなく、ゲーム、家電、衣類にブランド品などあって、ふーんという感じだった。とりあえず、吉村昭の『島抜け』と『関東大震災』の文庫を二冊買った。850円なり。

『島抜け』は、読んだ講釈が幕府の逆鱗に触れ、種子島に流された大坂の講釈師瑞龍。島での余生に絶望した瑞龍は、流人仲間と脱島を決行する。丸木舟で大海を漂流すること十五日、瑞龍ら四人が流れついた先は何と中国だった。破船した漂流民と身分を偽り再び日本に戻ってくるのだが、最後は身分が知られ逃亡の末に捕まり、斬首される。

面白くて愚妻を待つ間に、コーヒーショップであっという間に読了した。コーヒーと『島抜け』両方で700円ほど。嬉しくなった。

朝食は、めんたいこ、キャベツのおしんこ、鮭のあら汁。昼は抜いた。夜は、友人と西横浜の「オアジ」にて一献会。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする