白雲去来

蜷川正大の日々是口実

『日本の黒幕100の名言」

2020-10-17 13:13:30 | 日記
10月5日(月)曇り。

事古いお付き合いをさせて頂いている社友より、図書券を頂いたので、務所の帰りに子供と待ち合わせて伊勢佐木町の有隣堂書店へ行く。以前から子供に「情報処理技術者試験」の参考書が欲しいと言われていたのでちょうど良いタイミング。最近は、アマゾンなどで取り寄せることが多くなったが、やはり直接本を選べる書店がいい。まして有隣堂は、子供の頃から行っていることもあり、どこにどんなジャンルの本があるか頭に入っているので、いちいち探さないで済む。ノンフィクションのコーナーが多いが。

そういえば「『黒幕』という本に野村先生のことや、蜷川さんの名前がチラッと出ていましたよ 」と知り合いに言われたことを思い出してその『日本の黒幕100の名言』(宝島社)をペラペラとまくったら、「知られざるカリスマ」という章に赤尾先生や宮本顕治と言った人たちの中に先生の名前があった。またちょっと驚いたのは阿部勉さんの名前があったこと。

ちなみに「黒幕」とは、「政治において国を行使する強力な人物。表の最高権力者を裏で操る人物や、最高権力者を降りた後にも政治的影響力を行使する人物などである。 語源は歌舞伎で、舞台裏で黒い幕を操作し進行に関わることから、背後で影響力を行使する強力な人物をこの進行役になぞらえ、こう呼ぶようになった」。(Wikipedia)。その意味においては、赤尾先生や野村先生は、「表の人」であって常に堂々と政治や権力を批判していた。まして阿部さんは「黒幕」とは、全く反対の側にいた人で、むしろ「右翼浪人」という言葉が当て嵌まると私は思う。私のことは、『憚りながら』の取材をした西岡研介さんがご愛敬で触れていた。

様々な分野で活躍した人物の基礎知識を知る上では良い本かも知れない。他に、子供の本を入れて四冊購入。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする