白雲去来

蜷川正大の日々是口実

帰宅。

2020-12-16 11:46:39 | 日記

12月6日(日)晴れ。

今日で断食は終わり。最初に断食に来たのは、アルバムを見ると2007年のことだから、もう13年も来ていることになる。断食に来る前、体重が三桁に届きそうになった。当然ながら、血圧、血糖値なども最高で最悪。それを知った盟友のオキ氏が「先輩このままでは死にますよ」と断食に連れて行ってくれた。

当時は一週間。初めて行った時の辛かったこと。本当に倒れそうになった。四日目ぐらいに、耐えきれずに隠れて「オロナミンC」を一本飲んだ。正直言って、これが効いて、決して大げさではなく体に力が漲ってくるのである。スープぐらいしか食していないので、体がピュアになっているのか、普段は、飲んでも何も感じないが、この時は効いた。

一週間でマイナス7キロ減。これには自分でも驚いた。帰宅してから、掛かりつけの医者に言ったら、数値がガクンと下がっているので、医者も驚いていた。その後、リバウンドを繰り返しながら、今は、落ち着いている。まあ決して大げさではなく、断食に誘ってくれなかったら、どうなっていたか・・・。感謝している。

初めて参加したI氏は。「いゃーいいですね。癖になりそうですよ。またすぐに来ましょうよ」。オキ氏と私は、すぐは勘弁して下さいよ。


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伊豆高原は寒い。

2020-12-16 10:59:05 | 日記

12月5日(土)雨。

山頭火の句に、伊豆はあたたかく野宿によろし波音も。というものがある。山頭火のよき理解者である大山澄太の揮毫による句碑が下田の泰平寺にあるが、私が見たのは下田の「伊豆松陰」という料理屋の入り口にある句碑。好きな店だが、もう随分と行っていない。

断食の宿、「やすらぎの里」は伊豆高原の別荘地にある。山頭火の句とは裏腹に、高原と付くだけにかなり寒い。部屋も一日中暖房を入れている。おまけに今日は雨。朝食の「大根のスープ」を飲んでから部屋に閉じこもって、様々な手紙を書いたり、飽きればネットフリックスで映画を観たり暇をつぶす。

「パピヨン」という映画を観た。その昔、スティーブ・マックイーンが主演したものを観たが、新しいものもなかなか良かった。夜は、「重湯」。食後は、佐藤春夫の現代語訳『方丈記』(岩波書店)を読む。考えてみれば学校で習ったぐらいで、さわりは知っていても読んだことは無い。現代語訳が出ていることを知って読んでいる。

今日で断食も三日目。酒が抜けたのは良いが、中々眠れない。

 


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