3月31日(水)曇り。
昨夜は、久しぶりに「仲良し会」を催した。場所は、私の自宅と事務所のちょうど中間にある「食道苑」というコードネームは「892983」。つまり焼肉屋さん。聞けば、もう随分と長いこと営業しているとのことだが、何十年も近くに住んでいながらそのお店の存在を全く知らなかった。昭和感があふれるお店で、肉も値段の割には美味しくて、次は家族で行ってみたいと思った次第。
訳あって獄中に座す後輩二人から来信。一人は、少々長い刑で長野の施設に。もう一人は、静岡の施設に。刑務所からくる手紙の共通している特徴は、時候の挨拶が長いことである。文章は、なるべく短く要点のみを書く、と教わったので原稿も手紙も長く書くのはどうも苦手である。また歳のせいか、手紙を書くのが段々億劫になって来た。昔は、「筆まめ」を自負していたが、最近は「筆不精」となった。頭が下がるのは『宗教問題』の小川寛大さん。機関誌を送ると必ずお礼の葉書が届く。反対に私は『宗教問題』を送って頂いても、礼状を出したことがない。反省しきりである。
絵葉書が好きで、旅に出ると家族はもちろん親しい人たちに必ず葉書を書いた。ホテルの備え付けの物だったり、飛行機の機内で貰ったり、海外では土産屋でその国の絵葉書を買った。中には、私が帰国してから後を追いかけるように届く物があるが、最近は何処の国でも郵便事情が良くなったようだ。若き大陸浪人こと杉山茂雄君は旅先から良く絵葉書を送ってくれる。たまにそれを眺めながらコロナ禍で旅に出ることのできない慰めとしている。※杉山君から届いた絵葉書。