白雲去来

蜷川正大の日々是口実

国防も戸締りと一緒。

2022-04-03 15:10:33 | 日記

3月24日(木)晴れ。

もう随分と前のことだが、横浜に「ロシアバー」といってロシア人の女性ばかりがいるというお店に行ったことがある。私たちのテーブルに着いた女性のほとんどがウクライナの出身だった。無知な私は、ウクライナと言うのはロシアの一つの州かと思い、ウクライナが地球上のどのあたりにあるのかさへ知らなかった。旧ソ連時代に刷り込まれた知識ゆえである。
 
好きな映画の「ひまわり」ではエンディングで地平線にまで及ぶ画面一面のひまわり畑が評判となった。このひまわり畑はソビエト連邦時代のウクライナの首都キエフから南へ500キロメートルほど行ったヘルソン州で撮影されたものであることや、7年前に公開された「ロシアンスナイパー」という映画の舞台になったのは、キエフ、オデッサ、セヴァストポリ(クリミア)とすべてウクライナであることを社友のFBで知った。
 
ロシアにしてみれば、モンゴル、ナポレオン、ナチスドイツとの戦い、スターリン時代の東欧への侵略と圧政。つくづく島国の、それも日本人で良かったと思うが、この平和だっていつまで続くか分からない。「どこの国が攻めてくるのか」と真顔で言った政治家がいたが、能天気なものよ。国防も戸締りをしっかりしていれば泥棒が入らないのと同じ理屈。

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