白雲去来

蜷川正大の日々是口実

デコピン二発。

2010-01-15 15:55:13 | インポート

一月十四日(木)晴れ。

 朝六時に目覚ましが鳴っても、しばらくは起きられずにいた。今日は、朝早くから東京に行かねばならないことが分かっていたにも関わらず、昨夜は、大破・轟沈してしまった。それでも朝飯を食べないと目が覚めないので、「おつまみ横丁」という本で知った、「温とうふ」と、札幌社友会の石澤君が送ってくれた、とびきり美味い「紅鮭」をおかずに軽く一膳。

 七時五十八分の湘南新宿ラインで東京行き。読みかけの文庫本がある時は、電車の移動が気にならない。九時に、友人と待ち合わせて、公私共にお世話になっている方にご挨拶。いつも大変勉強させて頂くのだが、その方が選び、社員に配っているという「人生を豊かにする珠玉の言葉」のコピーを頂いた。それには、私が大好きな向田邦子さんの言葉があった。

「年齢よりも若く見える人達を見て気づくことは、みな悲観論者ではないということです」

「ひとりで暮らすのはすばらしいものです。でもとても恐ろしい目に見えない落とし穴がぽっかり口をあけています。それは行儀の悪さと自堕落です」

 一人暮らしではなくとも、私のような浪人は、その「見えない落とし穴」と日々戦っている。向田邦子さんの本の中では「父の詫び状」というものが好きだ。

 一時間ほどでお暇し、横浜に戻る。昨日、ご馳走になった後輩のS君と昼食でもと思って電話したところ、先約有り、とのことで、自宅近くの「たつ屋」というラーメン屋で昼食。

 一旦、自宅に戻って、着替えをしてから事務所へ郵便物の確認をしに行った。高校の同級生で、金沢八景に住む木川勲君から、地元の「海苔」と、彼が関係している神輿のカレンダーを頂いた。毎年頂く、この海苔の家族は大ファンだ。そういえば、木川君とは、高校時代、金がなくなると、学校をサボって沖仲士の日雇いのバイトに行ったものだ。

 また、「大吼」に連載をして頂いている小川寛大さんからは、とても素晴らしいカレンダーが届いていた。私が連載をさせて頂いている「実話時報」の二月号も届いていた。

 五時に帰宅。夕食は、「たつ屋」の「餃子」、「キャベツとカニカマのサラダ」、やはり「おつまみ横丁」で知った「里いもの唐揚げ」、「野菜スープ」。今日は、休肝日とした。

 食後は、テレビで「不毛地帯」を見ていたら、下の子供が、私の頭を、しみじみ眺めて、「おとうさんの頭も『不毛地帯』だね」。思わず、デコピン二発。

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