10月3日(日)晴れ。
コロナは人を疎遠にする。と何度か書いた。会議も会合も、打ち合わせもほとんどなくなり、人と会う機会も減った。「たまには会いたい」と思う人たちとは、コロナ禍で会う口実もなくなり、気が付けば一年以上ご無沙汰、と言うよりも大げさに言えば音信不通状態となっている。紅灯の巷に最後に行ったのは何時だったかも思い出せないほど足が遠のいている。しかしこの歳になると、そういったことが苦にならない。新しい出会いに期待もしないし、ひっそりと暮らすのも悪くないと思っている。
出掛けないで飽きないのは、酒と肴に困らないことが大きい。自宅の近くにお年寄りの夫婦のやっている魚屋があって、マグロにカツオが新鮮かつ安い。また家から歩いて五分ぐらいの所にロピアと言うスーパーが出来た。ここは肉が安い。大げさではなく、安い焼き肉屋に行くなら、ここで肉を買った方が良いと思うくらいの物がある。車で10分も行くと中華の材料を売っているお店があって、餃子、焼売、春巻、ワンタンなどは、町中華以上、中華街以下の味である。※個人的な感想です。酒は「黒霧島」。まとめて一ダースも買っても、飲み屋へ行くよりもずーっと安いし、「黒霧島」がなくなる頃になると、盟友から「飲みすぎに気を付けて下さい」と「伊佐美」が届く。本はアマゾンで取り寄せ、映画はネットフリック、アマゾンプライム、ユーチューブで見る。引きこもりジジイ化しているが、一応週に二回は休肝日を設けている。気楽なものよ、と怒られそうだが、古希を過ぎてあくせくしても仕方がない。