水曜日に68歳男性が肺炎で入院した。先週から発熱で外来を2回受診していた。
まず金曜日の夜間に受診していた。主訴は発熱・頭痛・めまい(ふらつき)で、日中屋外で作業をしていたという。当直は外部の先生だった。
発熱外来扱いになるので、新型コロナの抗原検査を行って、陰性だった。熱中症として外来で点滴を1本行って帰宅となった。本人は少しふらつくが大丈夫と言っていた。(確かに熱中症らしい病歴だった)
発熱が続いて、土曜日の夜間に受診した。当直は皮膚科医。やはり発熱外来扱いになるので、新型コロナ抗原検査を再度行って陰性だった。発熱以外の症状がなく、全身状態は良いので、アセトアミノフェンで経過をみることにした。
発熱が続いたが、週明けの月曜日には受診せず、水曜日の午後に受診した。発熱外来担当は内科医。発熱外来扱いになるので、三度目の新型コロナ抗原検査が行われて、陰性だった。血液・尿検査と画像検査を行った。
血液検査で炎症反応の上昇がある。胸部X線で右下肺野に浸潤影を認め、左肺にも軽度に認めた。胸部CTで確認すると、右背側の浸潤影はけっこう目立つ。(肝臓はまだら脂肪肝)
肺炎球菌肺炎かと思われたが、尿中抗原は陰性で証明できなかった(レジオネラ抗原も陰性)。
後から振り返ると、最初から肺炎だったようだ。受診した曜日・時間の問題がからんでくる。病院は平日の日中(さらにできれば午前中)が一番実力を発揮できるが、時間外はごめんなさいになる。
研修医が多数いるような病院なら時間外でもかなりの対応ができるだずだ。それでも最近は、コロナの検査陰性だと、アセトアミノフェンで帰宅になったという話をよく聞く。