なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

バイキンズカード

2021年09月19日 | Weblog

 「感じる細菌学・抗菌薬」(じほう 刊)は、細菌学・抗菌薬の基礎がとてもわかりやすく記載されている。主には「臨床に直結した最低限の細菌学の本」になる。今3回目の読み返し中。

 抗菌薬に関しては、岡先生の「感染症プラチナマニュアル」を使用している。こちらにも細菌について載っているが、治療の視点で書かれている。

 「感じる」の方がたぶん学生向けなので理解はしやすい。グラム染色からの具体的な分類がよくわかる。

 

染方史郎の 楽しく覚えず好きになる 感じる細菌学×抗菌薬

 

 感染症の院内勉強会で感染症のDVDを流した後に、ちょっとだけ解説する予定なので、その時の説明に利用させてもらう。DVDは「Dr.岡の感染症プラチナレクチャー」で、今回は「カテーテル関連血流感染症」を予定している。

 岡先生のレクチャーは研修医向けなので、それだけだと院内の多職種(主には看護師さん)にはわかりにくい。DVDが約20分でそれに10~15分の解説を付けることにした。

 

 感染管理は年に2回の院内勉強会をすることになっている(収益上の義務)。抗菌薬適正使用も算定しているので、抗菌薬に関する勉強会も2回することになっている。(感染管理の勉強会で、抗菌薬の話がちょっと入っていればいいらしい)

 DVDを1万円で購入すると、10回分の講演が入っているので5年くらい使える。大学の教授を呼ぶと、「講演料10万円+交通費」がかかる(それを2回)。なかなかの経費節約になるのだった。

 ちなみに、当院の講演料の規定は、教授クラスで10万円、講師・准教授で7.5万円、医師以外の講師(接遇や安全管理で呼ぶことがある)で5万円だそうだ。

 

 「感じる細菌学・抗菌薬」に出てくるキャラクター化された細菌が、バイキンズカードとして販売されている。今回記念に1セット購入した。

 

b1

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする