● 松元 剛 「沖縄戦に連なる新基地拒否の思い」を読んで
『世界』7月号 須山敦行
◎ わずか2ページのコラムであるが、深い内容で訴える力がある。
◎ 沖縄で一つになっている「反戦」の思いが、どうして内地ではそうならないのだろう。
割合が問題なのだろうか。
大きすぎる単位が問題なのだろうか。
企業や官庁の課す指令-服従の秩序にやられてきたということなのか。
◎ 沖縄に学び、沖縄に続き、そのようにして「憲法」の日本を作らなくてはならない。
◎ 筆者の父親の言葉
「新聞を毎日読みなさい」
「戦争で何が起きたか、沖縄で何が起きているかを学んで、自分の意見を持ちなさい」
今まさに歴史改ざんの教科書がごり押しされるかという時、
この言葉は鋭い。
こんなことも言えない教師って何だろう!
政府は、教育を支配して、そんなみっともない教師を作っている。
教師はそうであってはならない。
私たちは、教師をそうしないために闘う。
※ 「新聞を毎日読みなさい」
は、私の場合
「『世界』を読みなさい」になる。
※ 折しも、自民党関係者の、「沖縄の新聞をつぶせ」言動が問題になった。
「新聞を読む」心、戦争に巻きこまれない心、世の中の主人公になる心、
それが育てた、沖縄の新聞が、標的になっている。
赤嶺正賢議員が国会で追及した。
政府翼賛の意図で作られた新聞が、住民に拒否され、住民が今の新聞を育てたんだと。
新聞は新聞社のものではない、住民のものなのだ。
沖縄の新聞の中味をあのようにさせているのは、政府の施策の反映だ。と。
だが、安倍首相は、赤嶺議員の言うことを全く理解出来ないようだった。