『世界』を読む会

寅さんの博も読んでいる『世界』を読んで、話し合おう。

パーム油のこと

2017-04-07 11:55:34 | 日記

●アムネスティ通信 「食品・日用品の陰にある児童労働・強制労働」
  (『世界』4月号)  を読んで
                                須山敦行

パーム油 のこと、知っていました?

...

 パーム油は、アブラヤシの実から採れる。
  世界で一番多く生産されている植物油脂である。
  最大の生産地はインドネシア。
  熱帯林の伐採などの深刻な環境破壊を起こしている。
  二〇〇四年、持続可能なものとするため「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」を設立。
 RSPOの認証を受けると、「持続可能なパーム油」と表示される。
 
 しかし、(それだけではない。)
 農園での労働搾取の実態。
 低賃金、長時間労働、八歳から、パラコートという毒性の強い除草剤の使用、
 世界的に有名なブランドを展開する企業九社が、ウィルマー社などの労働搾取をしている農園のパーム油を使用している。
 RSPOを隠れ蓑として、倫理的に正しい製品を選択している消費者を裏切っている。
 
うーむ。『世界』が、また目を開かせてくれた。

http://plantation-watch.org/palmoil/

コメント
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