東久留米の『世界』昼の部、22年1月例会の報告
1月19日(水)、東久留米の『世界』を読む会・昼の部・1月例会が、生涯学習センター集会学習室5で行なわれました。6名の参加でした。
今月のテーマは、
・「デジタル・デモクラシー」 内田聖子
・「ケア/ジェンダー/民主主義」 岡野八代
・「ケアから社会を組み立てる」 村上靖彦
・「複合危機とエネルギーの未来」 飯田哲也
でした。
・GAFAの世界支配、あるいは中国の監視社会の現状に対して、技術の急速な発展に対して法や規制が追い付かないすき間で利がむさぼられている現状で、私たちは、デジタル時代の人権という概念を構築していく課題の中にあるのだな、と話し合われました。
アメリカでの取り組みの経験を生かして、遅れたの日本の現状を打破していかなければ。・ケアについても、これまであまりにも考えてこなかったことが、このコロナ禍で突きつけられているのを感じる。弱い存在、依存が必要な存在、非対称な力関係の中に生きる人間にとって、ケアを中心に据えて社会の在り方を探るということが、明日の世界のための大きな課題になっている。このことに関しては、身近な課題として抱えている経験も話されました。
・地域からのケアの構築について、「アウトリーチ」と「居場所作り」という課題を、この地域でどうするのかなどを話しました。
・エネルギーに未来については、時間が足りなくなって、少し感想を交流したのみでした。
■ 1月号のその他のお薦めは
●富塚 「「赤木ファイル」を読む(上)」 金平茂紀
●須山 「人と自然、人と人との和解へ」 村上 優
でした。
◎ 東久留米の『世界』を読む会(昼の部)1月例会のお知らせ
●日 時 2月16日(水) 午後4時
●場 所 生涯学習センター集会学習室5
●持ち物 雑誌『世界』2月号
○共通テーマ
・「認諾官僚たちに告ぐ、「ふざけるな」」 金平茂紀
・「テスラ・ショック」 飯田哲也
・「電動化が引き起こす自動車産業の「解体」と「再構築」」
鶴原吉郎
・「最高裁判所を「憲法の番人」として機能させるために」
渋谷秀樹
※ 第3水曜が定例です。ご承知ください。
● 連絡先 須山
suyaman50@gmail.com
