東久留米の『世界』を読む会の、「昼の部」を開きました。
夜は出にくいという方の要望に応えて、お店を拡張した次第です。
まだ、周知が不十分で、参加は3名でした。
爽やかな風が吹き抜ける、生涯学習センターの学習室で、ゆったりとしたスペースでの会になりました。
コロナで会場が使えなくて、昨年の12月以来に顔を合わせたという3人の対面でした。
小笠原みどりの「パンデミック監視資本主義の台頭」については、賛否両論あって、デジタル化の光と影があるが、あまりにも影の部分を強調すると、遅れている日本のデジタル化が一層遅れることを危惧する声もありました。好むと好まざるとに関わらずデジタル化は進むので、小倉論文にあるように「オルタナティブ」の構築が課題になるだろうと。 近藤論文の「変化しつづける社会民主主義」では、次代を担う若者たちに希望を持って迎え入れられる「対案」の提示が大切だろうなどと未来志向の議論をしたいな、という声がありました。
昼間の2時間の話し合いはコンパクトで負担のないもので、これもいいな、と思いました。
当面は、昼の部は、第三水曜日の4時からを定例にしたいと思います。
今回の共通テーマは、
○ 「パンデミック監視資本主義の台頭」 小笠原みどり
○ 「デジタル庁構想批判の原則を立てる」 小倉利丸
○ 「変化しつづける社会民主主義」 近藤康史
でした。
4月号のお勧めは
・小泉 「中国デジタル革命と監視社会の行方」 倉澤治雄
でした。
◎ 東久留米の『世界』を読む会(昼の部)5月例会のお知らせ
●日 時 5月19日(水) 午後4時
●場 所 生涯学習センター集会学習室2
●持ち物 雑誌『世界』5月号
○共通テーマ
・「大阪モデル? そんなものはない」 松本 創
・「人新世」 J・A・トーマス、M・ウィリアムズ
J・ザラシーヴィッチ
・「コロナ禍は若者の窮状に何を加えたか」 中西新太郎
※ 第3水曜が定例です。ご承知ください。
● 連絡先 須山
suyaman51@mail.goo.ne.jp

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