14日(水)、富岡の『世界』10月例会が、このところのフルメンバー8名の参加で行われました。
小説家巻さんが、ついに小説集を出版! 強制?カンパを受け取りながら、この日持ち込んだ本を完売しました。お求め希望の方は、こちらまで連絡下さい。
まず、イージス・アショア問題を中心にした特集「攻撃する自衛隊」についての意見交換。「軍事的合理性」に絡み取られてはいけないが、「軍事的合理性」からの批判も重要だという話。実は、アメリカの言いなりが本質という話。軍産共同体という利益集団の存在の問題。軍拡競争のジレンマから脱出する道、平和構築の努力の問題。このテーマは来月の沖縄・辺野古を巡るテーマに引き継がれることとなりました。
第二テーマの「メディア」「報道労働現場」の問題は、参加者のメディア観も紹介され、それぞれがお薦めの、好みの番組、報道などを交流する場面がありました。「バリバラ」、「NNNドキュメント」、「サンデーモーニング」、「TBS土曜の報道特集」、映画「はりぼて」、ネットで「哲学入門」、ネットフリックスが紹介され、「愛の不時着」の紹介も。面白いそうです。
ということで、あっという間の2時間半、相変わらず充実の、読者会でした。
今月のテーマは
・「陸上イージスの命運はなぜ尽きたのか」 藤岡 惇
・「再び戦場の島とさせないために」 伊波洋一
・「共犯ではないメディアのために」 南 彰
・「報道労働現場の砂漠へようこそ!」 山口香津美
・「脳力のレッスン 222」 寺島実郎
でしたが、最後のはできませんでした。
今月号のお薦めは
・須山 「未開と野蛮の民主主義」 酒井隆史
・巻 「ポストコロナの大学論 第3回」 吉見俊哉
でした。
◎ 富岡の雑誌『世界』を読む会、11月例会 の予定
●日 時 11月11日(水)
●場 所 富岡市生涯学習センター第三学習室
●時 間 午前9時半
●持ち物 雑誌『世界』11月号
○共通テーマ
・「ジェネレーション・レフト宣言」 斎藤幸平
・「地域自治で、グローバル資本主義を包囲する」
岸本聡子
・「無関心と非情」 島 洋子
・「普天間問題の解決はすぐにも可能だ」 屋良朝博
です。

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