電気が復旧し、絶え間ない被災報道を目にした。
被害地区のど真ん中なので、電話は制限されていて、
いまだ仙台市内との連絡は不便です。
名古屋、東京、金沢、栃木、沖縄からは災害当日から安否確認の電話を受け取れました。
患者の安全を保てたこと、職員にけが人がいなかったことは幸いでした。
非常事態の食事、炊き出しに近いのですが、
ご飯、またはサンドイッチの主食に、味噌汁またはスープと
温かい食事を三食提供できているのは、
家族の来訪で知る食料事情、居住環境からすると、
患者は、ベッドに寝、治療も続行できている
恵まれた環境を提供できていることに感謝しています。
災害発生後、3日経ち、食糧供給の目途が立たないので、
市街化調整区域は利点で、
近隣の農家に、米、野菜の提供をお願いし、少し確保できました。
その日の暮らしを、一日ごとに先延ばしする知恵で、
郎党を路頭に迷わせない以外は手がありません。
医薬品の供給、血液の供給の先行きの目途が立たないなか、
血液疾患、免疫不全の患者をまもるべく努力中。