3月11日から4日が経過しました。
地震前は、梅が1輪咲き始めたと春の到来を喜んだ。
出来ることが少ない現状で、気の抜けた暇に、窓辺から外を眺めて
梅が満開に近くなっていて、時間は過ぎて行っているのを感じました。
平常は当直など応援してくれる大学病院の若手医師は、
救急活動にあたったりしているので来ないので
24時間連日の勤務が続いている。
医療スタッフも、連日病院に泊まりこみ、交代で仕事をしている。
疲労は極限に近い。
患者、患者家族の中には、日常の感覚が抜けない人、要求もある。
これは、つらいし、情けない。
当日入院してきた、患者だけというのが幸いであり、救いだ。
毎日の診療の中での努力を知っているので患者は協力的。
避難所の悲惨さもテレビで知っているし、変えるところが無い人も多い。
原発事故の報道で、見通しが無いという暗さが漂っているが
空の明るさで耐え忍んでいる。
医薬品もいつまでもつか?
血液製剤の確保はできるのか?
食料はいつまで持つか?
先は考えるのはやめよう!
今日が過ごせればと、スタッフとの雑談の最後はこの言葉となる。