豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

支え合う姿は尊いもの…北斗市

2010-04-07 18:14:13 | ファース本部
私達、会社を経営するものは、幹部や社員、そして協力業者さんやお客様によって支えられています。企業規模が大きくなるほど支える人々の人数も大きくなるのでしょう。
ところがそのように大企業になるほど、末端で支えている人々の存在を忘れがちです。

私達ファース本部の社員は20名程度の零細企業ですが、全国に販売代理店さんが50社、加盟工務店さんが200社も存在します。更に販売代理店に資材を納めるメーカーさんや加工業者、工務店を支える協力業者さんなどを含めると膨大な人々が関わっています。

また加盟工務店さんが建築した家は3000棟に及び、お金を支払ってくれた多くのファースの家ユーザーさんの存在もあります。私達は、実に多くの人々に支えられている事を自覚せねばなりません。これが自動車メーカーや家電メーカーだったらどうでしょうか。

気が遠くなるような人々を支配している事になります。しかし、大企業の下で安価な請負金額に喘いでいる下請け業者も多く存在いたします。支払いは生かさず殺さず、ギリギリまでコストダウンを図ります。企業が大きくなるほどその格差が大きいと言います。

地域密着の工務店は、地域の販売代理店、地域の協力業者にそれなりの金額を支払って家づくりを行います。しかし、量産メーカーより価格を安価に出来るのは、契約するまでに掛かる営業費を10分の1程度にまで抑えているからです。

地域の方々に支えられ、育てられる地域密着の工務店経営者は幸せものなのです。
写真は、親父が植樹した我家の庭の松の木ですが、枝が混んでいるため必ず雪吊りの支えが必要です。松の木も、私達経営者も、そして社員も工務店も皆で支え合いながら…

どんよりとした雲の低い一日でした。この時間、自分のデスクから見える函館山は、紫色に霞んで佇んでいます。明日はFAS検査委員講習で全国から来社される方々に講義を行います。 

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