豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

建築技術をリードする学識者の先生方…北斗市

2010-09-09 17:39:25 | ファース本部
家づくりを行うには、建築地の気候風土などを掌握し、地盤調査をもとにしてから基本設計に入ります。構造設計、間取りや外観、内観、設備設計など実に様々な技術を要します。更に温熱環境を配慮した技術は、建主さんが住んでからまともに影響を受けます。

建築学は、分野ごとの技術研究を大学などが中心になって行っています。
私達も研究開発部門で研究活動を行っていますが、手前味噌で客観性に欠けると云えるでしょう。
大学の研究では、当然に専門知識を持った教授や博士の存在が大きくなります。

特に昨今は、省エネが最重点となりエコ重視の家づくりが主流になっております。
我社の家づくりこそ最高のエコ住宅と各業者は、様々な提案を行ってくるのでしょう。
当然、私達のファースの家も、エコ対応型住宅だと思って供給しています。
大学教授によっては、特定の住宅工法の開発を手伝い、推奨する学者の先生も実際に存在します。
どうしても客観性が薄れて偏重する学説になりそうな気も致します。

先日は、東京大学教授で建築環境学の工学博士、坂本雄三先生(写真)と意見交換をする機会がありました。坂本先生には、かなり以前から様々な指導を戴いております。
坂本先生には、叱られる事はあっても誉められる事などありません。
しかし私達業者が叱られているうちは可能性を指摘されているのだと云う事を感じます。
坂本先生は、客観性を保つため、特定の技術に対しては必ずその裏付けを確認しているそうです。

環境学の分野では、有名な学者が日本住宅の温熱性能を向上させるためにご尽力をしています。
その中でも坂本教授の客観的な指導力は業界全体から高く評価されています。
特にエコ住宅は、家づくりを現場で行う私達の民間業者、大学などの研究機関、そして行政が一緒になってこそ、本物の家づくりが実現できるのでしょう。

今日はまさに秋晴れの清々しい天気の北斗市でした。
明日は札幌に移動してエコ住宅の勉強会で講義を行う予定です。
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