私は静岡県の伊豆あたりから見る富士山の姿が大好きです。(写真はネット画像)
富士山は四方八方から様々な表情を見せてくれて、人によって岐阜県側から見た富士山が好きだと云う人もおります。観る人の感性とフィットするのでしょう。
朝日新聞のコラムに、江戸の天才絵師、葛飾北斎の事が書いてありました。
北斎の「富嶽三十六景」は、いつまで眺めていても飽きないと云います。
北斎は富士山を川柳に詠み「八の字のふんばり強し夏の富士」。
そのコラムには、今年の富士山の「ふんばり」も、この夏はひとしおだったことだろうと。今年は、7月の山開きから8月末まで山梨側から約26万人、静岡側かも14万人と空前の人数だったと云います。この富士登山を行った人の声で「いやはや大変だった」と嘆いていました。延々と、人の背中とお尻を見て登ったそうです。
このコラムでは、江戸の昔にも富士登山は大流行したそうで「富士講」と呼ばれた大衆の信仰登山だったそうです。その世相の背景には、時の幕府への不満があったと云います。
今年、富士登山者が多いのは、世相に対する憤懣やるせない気持ちで富士に登ったのでしょうか。
同じコラムの中で太宰治は、あの「八の字」の形を裾野(すその)の広さの割に低いと腐(くさ)していそうである。もう1.5倍は高くなくてはいけないと、この名短編で太宰は、富士山をけなしたり、ほめたりしていたと云いますが、彼も富士が好きだったのでしょう。
私は21歳で東京の出た時、上野駅から見た富士山が、いつも応援してくれているように感じてきました。あの時の富士山の姿こそ、伊豆から間近にみる富士山なのです。
誰の胸中にも其々の富士が在るのでしょう。
私が思いを寄せる富士山は、飛行機からよく見るのですが、伊豆からの富士山を暫く見ていません。
札幌から戻った北斗市は小雨模様でした。気温は23℃、現在は小雨も上がったようです。
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富士山は四方八方から様々な表情を見せてくれて、人によって岐阜県側から見た富士山が好きだと云う人もおります。観る人の感性とフィットするのでしょう。
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北斎の「富嶽三十六景」は、いつまで眺めていても飽きないと云います。
北斎は富士山を川柳に詠み「八の字のふんばり強し夏の富士」。
そのコラムには、今年の富士山の「ふんばり」も、この夏はひとしおだったことだろうと。今年は、7月の山開きから8月末まで山梨側から約26万人、静岡側かも14万人と空前の人数だったと云います。この富士登山を行った人の声で「いやはや大変だった」と嘆いていました。延々と、人の背中とお尻を見て登ったそうです。
このコラムでは、江戸の昔にも富士登山は大流行したそうで「富士講」と呼ばれた大衆の信仰登山だったそうです。その世相の背景には、時の幕府への不満があったと云います。
今年、富士登山者が多いのは、世相に対する憤懣やるせない気持ちで富士に登ったのでしょうか。
同じコラムの中で太宰治は、あの「八の字」の形を裾野(すその)の広さの割に低いと腐(くさ)していそうである。もう1.5倍は高くなくてはいけないと、この名短編で太宰は、富士山をけなしたり、ほめたりしていたと云いますが、彼も富士が好きだったのでしょう。
私は21歳で東京の出た時、上野駅から見た富士山が、いつも応援してくれているように感じてきました。あの時の富士山の姿こそ、伊豆から間近にみる富士山なのです。
誰の胸中にも其々の富士が在るのでしょう。
私が思いを寄せる富士山は、飛行機からよく見るのですが、伊豆からの富士山を暫く見ていません。
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