豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

名奉行 大岡越前と新名所 箱館奉行所…北斗市

2010-09-30 18:08:02 | ファース本部
法曹界を騒然とさせた検察官による証拠物件の改ざん事件があり衝撃を受けています。
法廷では、検察官、弁護士が「真実をもとにして」物証や状況証拠などを用い、ディベートによって其々の主張を闘わせ、裁判官が裁定をすると云う事になるのでしょう。

弁護士も検察官も、この基になる真実をネジ曲げる行為があったとしたら司法制度そのものが国民からの信頼を逸してしまいます。名奉行と云われた大岡越前守が、後世に名を残したのは、徹底した「真実追求と人情味あふれた」裁定にあったと云われます。

人を裁く奉行所のドラマは、筋書きがドラマチック過ぎますが、お白州に引き立てられた容疑者を、高い席から見下ろして裁定を下す時、真実を間違えていたらと思えばゾッとした気分になります。現在は大岡越前守のような裁定の仕方ではなく裁判所での裁判です。

裁判は、検察官、弁護人、裁判官が真実をもとにして判決を言い渡しますが、この法曹三者と云われる裁判官、検察官、弁護士は、大岡越前守と同じ気概で裁判に臨むのでしょう。

先日は、大阪弁護士会の加島 宏 弁護士と田中稔子 弁護士がご来社された際、ご一緒に復元工事で出来上がったばかりの箱館奉行所(五稜郭)を初めて見学してきました。
この箱館奉行所で大岡越前のような裁きを行ったかは判りませんが、ここで加島先生、田中先生(写真は新奉行所の裁定の間)から、現在の法曹界の現況を教えて戴きました。

加島、田中両先生は、どのような事件でも「真実追求と人情味あふれた裁定」を追求しているそうです。まさに大岡越前が大事にしたと云われる裁定の在るべき姿なのでしょう。
新しい観光スポットとなった箱館奉行所ですが単に建物を見るのではなく、この空間でどのような人間ドラマが在ったのかを想像すると見学の深みがますように思います。
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