豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

地域工務店の社長たちの葛藤…寝屋川市~姫路市~大阪

2011-07-12 20:11:58 | ファース本部
社長と云え、社員が1人もいない会社でも事業で収益をあげていれば、立派な社長と云えるのでしょう。
また社員数1000名もいて破綻寸前の会社の社長も…
中でも地域工務店の社長は、苦労と苦悩ばかりが先行する職種のようです。

多額な資金投入をする建主さんがお客様です。
数多の工務店やハウスメーカーから私達のような地域工務店を選択して戴くのです。
全国の工務店数と戸建て住宅着工数をカウントすると、その競争率は過激です。

価格競争に陥り、原価を切って受注した場合は、受注工務店も、協力業者も、そして建主さんとの人間的な関係をも微妙なものにしてしまいます。適正な価格受注、適正な原価施工、適正な利益確保、その利潤を公平に分け合い、みんなで末長い友好関係の保持が不可欠では。

家づくりは出来てからが肝心です。
建主さんの快適さを担保するためのメンテナンスは、とても大切な仕事となるでしょう。
しかし、その仕事の多くは、大工さんや協力業者さんに委ねる事になります。
私達、工務店経営者の殆どは、家づくりをプロジュースします。

受注、施工、資金回収、現場監督、工程管理、支払い、メンテナンスフォローなど、遣るべき仕事は実に多いのです。仕事繰り、人繰り、資金繰り、材料繰り…
そして建主さん、協力業者さん、資材納入業者などとの人間関係の保持…

一個の歯車が狂うと、その工務店経営の流れが逆回転する場合も少なくありません。
葛藤の連日ですが、創り上げられた家の建主さんの笑顔と合える時が至福の満足感を。
私達は、「住む人と幸せを分かち合う家づくり」の理念にそって活動しています。

今日の午前中は、寝屋川市に体験用ファースの家を計画中の滝本工務店の社長、滝本 勝さんと懇談出来ました。
午後は姫路市の梶浦住宅の社長、梶浦重泰さん(写真)と情報交換を…
梶浦社長は経営規模を抑えながらも建主さん、協力業者さん、そして地域の方々に慕われる工務店経営を実践しておりました。学びの多い一日でした。
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