豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

菅総理の強かさ…北斗市

2011-07-16 14:20:31 | ファース本部
とかく菅総理の行動、言動には、唐突感があります。
浜岡原発の停止要請やストレステストそして脱原発宣言なども…
外から見れば、「党内の統一ができていない」「支持率アップの人気取り」「思いつきで会見」などに見え、支持率低下に拍車をかけているように思えます。

しかし原発を本気で辞めようとすると根回しなどは出来ないのだと云う意見もあります。
脱原発で天下り先が無くなり、老後の生活設計に支障のでる官僚。東電株主の保険会社。東電に融資している銀行。東電からの大工事受注のゼネコン。東電と政府からの研究費で成り立つ大学の原子力研究者……このような既得権者の猛反発があるのでしょう。

「保安院の切り離し」「東電の財務処理」「発送電の分離」などは、民主党内で合意を取ろうとすると、根回しの段階で原発推進派などの抵抗勢力に負けてしまう事もありそう。
そこで菅首相は、首相の地位を利用した「根回しなしの唐突な記者発表」なのか。

本来は「根回しと党内合意、政府方針として発表」というルールがあります。
しかし、そんなルールに従っていては原発推進派に確実に負けると云うのです。
浜岡原発停止要請が金曜日の夜7時という時間に発令されたのも、週明けになると原発推進派に潰されると。

菅総理は、記者会見で、反原発国民に向い「原発の再稼働にはストレステストが必要」「原発なしでやっていける国を作る」などと国民の意思を反映した明確なメッセージで既成事実化を行い、原発推進派の気勢を削ごうと云うのでしょうか。

辞めない総理、菅さんの強かさを伺えそうです。
しかし、原発に関しては、民意を無視した状況で推移する事は避けて貰いたいものです。

さて今日の北海道は冷たい雨の降る土曜日となりました。
このような日は、研究開発室にこもって実験(写真)をするのが一番かも知れません。blogram投票ボタン
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