国家も色々、人も色々…函館市～北斗市

「売り言葉に買い言葉」と言いますが乱暴な問い掛けをすると、苛立った返事が返ってくるのは、言わば当然の成り行きなのでしょう。
北朝鮮のミサイル打ち上げは、国際社会のかってなかった打ち上げ準備の様子を公開してまで臨んだ大事業でしたが、それが遭えなく大失敗。その代償は何十倍にも大きくなりそう。

昨日は家庭裁判所で調停業務でしたが、家庭内紛争の多くはこの言葉の遣り取りが紛争を煽りたて、溝を大きくしているようです。まして夫婦は元々、他人どうしであり、人生観も価値観も異なり、相手の感情を配慮もせずに発した言葉が紛争の導火線になることも。

誰もが最初から喧嘩をうるような「交戦主義」ではなく、争いのない「平和主義」でありたいと思っているはずです。紛争を起こさないように、いつも穏やかに過ごしたいと。
ところが、国際社会には北朝鮮のような国家も存在します。
また資産を持つ人に隙間あれば、根こそぎ剥ぎ取ろうとする輩もいるのです。

極悪国家や極悪人と言われるようになったのには、何か特別な背景があったのでしょうか。
例え、どのような背景があるにせよ、非道な行動を許す事などできまませんが、その間違いに情状酌量の余地も残されている場合はどうか。
国際社会の中に孤立させるよう追い込んだ環境を思慮してみたらどうか。

極悪非道の罪を犯した人のプロセスで私達、社会を構成する人には何の問題も無かったのか。全く放射能に汚染されていない被災地のガレキを受入れ拒否する自治体があります。
明日は我が身。自分達が違う立場で被災した時、支援、救援の要請は？…
拒否すると拒否されますよ。相互の「絆」を紡ごうと思うのですが。

さて、今日も綺麗に晴上った北斗市ですが、夕陽が坦々と粛々と西空に沈んでゆきます。


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