建築業50年で多くの住宅建築で地鎮祭や上棟式に立ち会いました。
地鎮祭とは、土地に住む地神さまを鎮めるお祭りです。
建築敷地に備えた祭壇に、地神様に降神して戴き、海の幸、山の幸などを献上します。
建主さん、施工者が玉串を奉天します。今日はいつもと異なり、施主が自分自身なのです。
築45年で冬寒く、夏暑い住宅にファース工法の開発者が住み続けてきました。
研究開発には、膨大な費用が掛かり、自ずと自分の住宅が後回しになります。
既存の住まいは見た目も居住空間も、既に限界点を超えており住むに堪えないのです。
寒さの続く北斗市でしたが今日は、快晴の陽射しも強く、本当に良い天気に恵まれました。
今日は、亡くなった母が生前から私達の守り神は40㎞北にある茅部郡森町の森三吉神社だと告げられており、宮司さんの本庄雅美さんに来て祝詞を奏上して頂きました。
ファース本部は、もともと純粋な地域工務店であり、家づくりを生業にしてきました。
その地域工務店の福地建装が建築した家で色々な事象に遭遇して、研究開発の必要性を思い立ち、試行錯誤のうえに平成元年にファース工法が誕生しました。
湿度の一定化を成し遂げるためのオール電化創設は、それより3年前の昭和60年です。
現在は、北海道北端宗谷岬から、本州南端の大隅半島、更には沖縄県那覇市にまでファース工法の家づくりが行われるようになりました。
開発者で創業者の当方は、ファース工法の家に住んでいるだろうと誰もが思うのでしょう。
しかし自宅新築より研究開発費用を優先して来たことがこの時期になった理由です。
今年の正月は、ファース工法開発者の私も念願のファースの家で新年を迎えられそうです。
写真は、社内にいたスタッフや親戚縁者が宮司さんの本庄雅美さんを囲んで撮りました。
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