豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

人の魅力とは…北斗市

2010-09-14 18:03:55 | ファース本部
谷 啓さんは、何かほんのりとした温かさを感じるタレントさんでした。
先日、78歳で亡くなった谷啓さんは、誰からも慕われ、おかしさを売る仲間の方々からも一目置かれていたと云われます。テレビ創成期を風靡したクレージーキャッツの人気者は、人なつこい丸顔、ほのぼのとした明るさが、晩年まで変わる事がなかったようです。

私は、谷啓さんが案内役を務めたNHKの教養番組「美の壺(つぼ)」が大好きでした。
彼の落ち着いた雰囲気、和服を着込み、書画をたしなみ、焼き物を撫でている姿が何とも味わい深く感じたものです。画面からでも谷さんの風貌、雰囲気で彼の魅力が伝わります。

トロンボーン奏者としても一流だったと云われ、音楽と笑いをフィットさせた彼の芸能生活は見事な生き方でした。あの生き方をとても羨ましく感じてしまいます。
忌まわしい戦争から解き放なされて、ジャズ音楽に惚れ込み、進駐軍を巡って芸を磨き、テレビ社会を作るのに貢献したクレージーキャッツの面々も、7人中5人があの世に…

さて今日は民主党の代表選挙があり菅総理が再選を果たしました。
政治家にも言葉や表情から伝わる人の魅力も必要なのでしょうか。
現在のような混迷期には、小沢さんのような強いリーダーの存在も必要です。
小沢さんは、人間的にもとても魅力的な人なのでそうですが、谷 啓さんのような穏やかな安心感を与える側面を見せられなかったような気がします。

タレントと政治家を同じ次元で語る事はできません。しかし、政治家は、タレントに通ずる表現力をも備え持っていなければならないのでしょう。
大きなハードルを越えた菅総理には、これからが本番、山積した諸問題を形振り構わず処理して貰いたいものです。政治家としての人の魅力とは、政治行動でしだいに透けて見えくるように思われます。

秋晴れで爽やかな北斗市でしたが写真は、夕日に照らされた先ほど撮った函館山です。
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五代揃って写真に納まり…函館~北斗市

2010-09-13 18:00:00 | ファース本部
自分の子供に子供が出来れば「孫」になり、孫に子供が出来れば「ひ孫」となります。
ひ孫に子供が出来れば、「やしゃ孫」と云うのだそうです。
私達は代々、そのようにしてその代を継いできたのでしょう。

私の母は今年94歳になり、腰が曲がって耳が遠くなっているものの、本や新聞を読み、かなり元気で過ごしています。その母に「やしゃ孫」が出来ました。
生きたまま「やしゃ孫」を見る確率は極めて少ないと云います。

母は私を含め6人の子供を産み、上3人が女、私を挟んで下2人も女です。
我家は、女系だったようです。写真は先週、母の過ごしている保養センターで撮ったものです。
母を中心に、長姉 幸子(右)とその娘 喜美枝(左)、そのまた娘 琴美(後)と、母が抱いているのは、琴美の息子、母の「やしゃ孫」の真叶(まなと)君です。

母や姉達は、ともに20歳代のはじめに結婚して子供を産んでいる事から、五代揃ってカメラに納まる事が出来たようです。長姉の曾孫(琴美)が結婚したのが、母が米寿88歳の時だったので、ともすれば「やしゃ孫」の顔を見られると思っていました。

その「やしゃ孫」真叶君の父親は、元バトミントン全日本チャンピオン(現全日本3位)の佐々木 翔選手です。現在も海外遠征で試合中だそうです。翔選手の活躍ぶりと優しさは、母もよく知っており、このように過ごせる事がとても有り難いと話します。
人に感謝ができているうちは歳を取らないと云いますが母はまだまだ長生きをしそうです。
長生きは良い事ですが、周りにいる自分達も同様に歳を重ねているのですね。

さて、今日の北斗市は晴れたり降ったり、変わりやすい空模様だったのですが、涼しさが肌寒さに感じるようになりました。北海道には晩夏が無く、直ぐに秋真っただ中になりそうです。
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末広がりの冨士の山…札幌~千歳空港~函館空港~北斗市

2010-09-11 13:51:27 | ファース本部
私は静岡県の伊豆あたりから見る富士山の姿が大好きです。(写真はネット画像)
富士山は四方八方から様々な表情を見せてくれて、人によって岐阜県側から見た富士山が好きだと云う人もおります。観る人の感性とフィットするのでしょう。

朝日新聞のコラムに、江戸の天才絵師、葛飾北斎の事が書いてありました。
北斎の「富嶽三十六景」は、いつまで眺めていても飽きないと云います。
北斎は富士山を川柳に詠み「八の字のふんばり強し夏の富士」。

そのコラムには、今年の富士山の「ふんばり」も、この夏はひとしおだったことだろうと。今年は、7月の山開きから8月末まで山梨側から約26万人、静岡側かも14万人と空前の人数だったと云います。この富士登山を行った人の声で「いやはや大変だった」と嘆いていました。延々と、人の背中とお尻を見て登ったそうです。

このコラムでは、江戸の昔にも富士登山は大流行したそうで「富士講」と呼ばれた大衆の信仰登山だったそうです。その世相の背景には、時の幕府への不満があったと云います。
今年、富士登山者が多いのは、世相に対する憤懣やるせない気持ちで富士に登ったのでしょうか。

同じコラムの中で太宰治は、あの「八の字」の形を裾野(すその)の広さの割に低いと腐(くさ)していそうである。もう1.5倍は高くなくてはいけないと、この名短編で太宰は、富士山をけなしたり、ほめたりしていたと云いますが、彼も富士が好きだったのでしょう。

私は21歳で東京の出た時、上野駅から見た富士山が、いつも応援してくれているように感じてきました。あの時の富士山の姿こそ、伊豆から間近にみる富士山なのです。
誰の胸中にも其々の富士が在るのでしょう。
私が思いを寄せる富士山は、飛行機からよく見るのですが、伊豆からの富士山を暫く見ていません。

札幌から戻った北斗市は小雨模様でした。気温は23℃、現在は小雨も上がったようです。
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北国のエコ電化住宅は…北斗市~函館空港~千歳空港~札幌

2010-09-10 22:53:32 | ファース本部
北海道など寒冷地の冬は、枕元に置いたコップの水が朝になるとカチンカチンに凍ってしまう事が珍しくありませんでした。
当時、家中を温めると云う概念はなく、囲炉裏やストーブの周りだけが暖かかったのです。

私がオール電化住宅を構築した昭和60年頃は、殆どが石油暖房機器だったようです。オール電化住宅は、深夜電力を利用した蓄熱暖房機が電化暖房の主流となって行きます。昨今は、その深夜電力の負荷量も限界に近付きつつあります。

北海道では電気ヒーターの蓄熱暖房方式から3倍効率のヒートポンプ暖房機が一気に注目を浴び始めました。しかし、水をお湯にして暖房するヒートポンプ方式は、蓄熱暖房機と比べると設置費用、メンテナンスコストなどの課題もまた多くあります。

ファースの家には、高機能エアコンと云う冷暖房機がとてもフィットしている事がこの数年間の立証実験で証明する事が出来ました。通常のエアコン暖房は、室外機が凍り、室温が上昇しなかったりで暖房空間をつくる事がとても困難でした。

高機能エアコンでの暖房は、外部から汲み上げる熱に一時的にヒーター熱を加温するため、一気に室温を加熱する事が出来ます。高性能の家は、このヒーター稼働率が極めて短時間で済み、通年でのカウントでは普通のエアコン暖房とそんなに違いが無くなります。

ファースの家は、エアコン熱が天井裏から床下、壁の中を循環するため、冷暖房の冷風温風が無く、床、壁、天井面からの輻射熱を放熱してマイルドな冷暖房空間となります。天井裏に冷暖房機が収納されており、暖房機も冷房機も見当たりません。玄関を入ると、暖房機や冷房機が無いのに、何故この家は冬暖かで夏は涼しいのか…

北国におけるエコ住宅の大きな変革期であるように思います。
今日は弊社の札幌事務所で新しい時代の暖房方法についての勉強会(写真)を行いました。
今年から札幌fas会長にカムバックされた桧山会長(写真正面)や札幌fas会の皆さんもファースの家普及推進の大きな意欲を見せていました。 
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建築技術をリードする学識者の先生方…北斗市

2010-09-09 17:39:25 | ファース本部
家づくりを行うには、建築地の気候風土などを掌握し、地盤調査をもとにしてから基本設計に入ります。構造設計、間取りや外観、内観、設備設計など実に様々な技術を要します。更に温熱環境を配慮した技術は、建主さんが住んでからまともに影響を受けます。

建築学は、分野ごとの技術研究を大学などが中心になって行っています。
私達も研究開発部門で研究活動を行っていますが、手前味噌で客観性に欠けると云えるでしょう。
大学の研究では、当然に専門知識を持った教授や博士の存在が大きくなります。

特に昨今は、省エネが最重点となりエコ重視の家づくりが主流になっております。
我社の家づくりこそ最高のエコ住宅と各業者は、様々な提案を行ってくるのでしょう。
当然、私達のファースの家も、エコ対応型住宅だと思って供給しています。
大学教授によっては、特定の住宅工法の開発を手伝い、推奨する学者の先生も実際に存在します。
どうしても客観性が薄れて偏重する学説になりそうな気も致します。

先日は、東京大学教授で建築環境学の工学博士、坂本雄三先生(写真)と意見交換をする機会がありました。坂本先生には、かなり以前から様々な指導を戴いております。
坂本先生には、叱られる事はあっても誉められる事などありません。
しかし私達業者が叱られているうちは可能性を指摘されているのだと云う事を感じます。
坂本先生は、客観性を保つため、特定の技術に対しては必ずその裏付けを確認しているそうです。

環境学の分野では、有名な学者が日本住宅の温熱性能を向上させるためにご尽力をしています。
その中でも坂本教授の客観的な指導力は業界全体から高く評価されています。
特にエコ住宅は、家づくりを現場で行う私達の民間業者、大学などの研究機関、そして行政が一緒になってこそ、本物の家づくりが実現できるのでしょう。

今日はまさに秋晴れの清々しい天気の北斗市でした。
明日は札幌に移動してエコ住宅の勉強会で講義を行う予定です。
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地域工務店と地域販売代理店のマッチング…秋田~青森~木古内~北斗市

2010-09-08 18:26:40 | ファース本部
小さな工務店の経営者には、定年も転勤もありません。
同じ事は建材やサッシなどの販売代理店経営者にも云えそうです。
工務店経営者は小さいと言え、一国一城の主であり、全ての責任を背負っています。
販売代理店の経営者もまさに同じ環境だと云えるのでしょう。

工務店経営者は、常に責任を背負う事から虚栄心が強く、肩に力を入れ過ぎる人も少なくありません。地域の販売代理店はそのような工務店経営者を相手に商売を行っています。
しかし、工務店経営者の多くは、同じ経営の立場にいる販売代理店の経営者に対し、一目も二目おいているのが現状なのです。

工務店経営は、現在まさに大きな転換期に入っていると云えますが、同じ事が販売代理店の経営にも云えるのでしょう。靴の底を減らして歩き回る営業から、売り物に付加価値を付ける事が本当の営業力となる時代になりました。

販売代理店の商品に付随する付加価値とは、工務店経営者が最も苦手とする、受注支援や経営インフラ情報などです。家づくりに高度な性能を持たせ、その家を建主さんが安心して建てられるような、環境づくりこそ、工務店が求める付加価値と云えそうです。

今日は秋田市内で建材店を営む㈲カマダ企画さんを訪問しました。
写真は社長の鎌田弘美さんと、送って戴いた秋田駅前で撮りました。鎌田社長は、自らが一社一社訪問し、次世代工務店の経営の在り方をレクチャーして回るそうです。

鎌田社長はファースの家のユーザーさんでもあり、新しい販売代理店の仲間が増えて、秋田県が以前のような活況に満ちた地域となる息吹を感じました。

昨日は35℃の東京から25℃の秋田に移動し、今日戻った北斗市の現在気温は21℃…台風が過ぎ去るごとに秋の気配が増して行く事でしょう。
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自分を知らない自分がいる…東京~秋田

2010-09-07 19:32:03 | ファース本部
戦国時代の武将で負け知らずの武将ほど、負けた時の自分の姿を意識したと云います。
つまり、自軍の優劣は勿論、自分自身の才覚や気性なども充分に判った上で戦略を練ったようです。己を知らずして敵に勝つ事など在り得ないと云う信念です。

ビジネスも戦争と同じだと云う人もおります。自社や自分をしっかり把握してライバルの情報を正確にキャッチ出来れば、ビジネス競争に負ける事はありません。
しかし、雑念や邪念が過った時は、正しい判断を下す事がとても難しいのでしょう。

他社の事は割と客観的に判断出来るようです。しかし自社を客観的に正しく見る事が出来るのでしょうか。とにかく昨今は飛び交う情報量が多過ぎるのです。
あるビジネス雑誌のコラムに、その情報過多の中で自分に必要な情報を生かすには、「己の目の高さを知り、自分の行いの反省をしてこそ、その可能性が高くなる」と記述しています。

このコラムには、「私には一人も敵がいない」と言い切る人ほど、真の知人、友人が一人もいないと告白しているようだとしています。
生き方や仕事の仕方など、考え方や意見の違いは必ず在るものです。

自分が正しいか相手が正しいのか、その間違いは、致命傷になりかねない場合もあります。
相互が間違いに気付いたら、思い切って忠告し合う関係でありたいものです。
意見の対立は、心して話し合い真実を語り合えて初めて本当の友人となれそうです。
争いの始まりは、自分を知らな過ぎる事に端を発していそうです。

今日は秋田ファース会の勉強会で2時間講演を行いました。
秋田は、ファースの家が本州上陸を果たしオール電化住宅がここから本州各地に広がりました。
当時の情熱を取り戻すのは、「今の自分達の姿を映し出す事」と転結させてきました。

35℃の東京から26℃の秋田、とても涼しく感じます。写真は先ほど撮った秋田駅前です。
明日の午後には北海道に戻る予定を…
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住宅情報紙をどのように活用するか…東京都内

2010-09-06 22:45:15 | ファース本部
家づくりにおける法的基準が次々と変更しています。
CO2の削減、森林保護、水道水の節約など関わるに情報が飛び交います。
省エネ住宅、環境住宅、健康住宅などのコピーは、云わば、いずれもエコなのでしょう。

家の性能と使用する冷房機、暖房機、除湿機、昨今は空気から飲料水をつくる機械も市販されるようになりました。とにかく世の中の全てがエコ・エコ・エコになっています。
エコに関するビジネスこそ潮流に見合った産業と様々な企業が名乗りをあげております。

今日は、住宅新聞の本社を訪問し、取材状態を逆取材させて戴きました。
各企業が、我社の製品こそ一番だと売り込んできますが宣伝広告は、広告代理店が腕前の見せどころで我社のモノが一番の如くのコピーをつくり掲載します。
宣伝広告は、お金を支払って広告主の主張を新聞に載せますが、記事で掲載させると云う事になると、かなりの客観性が求められ取材記者の視点とセンス、編集長の眼力が要求されます。

写真は、訪れた「日本住宅新聞社」で撮りました。社長の茂泉武志さん(左)と会長の田部義司さんです。日本住宅新聞も大いに若返り、編集長も記者も企画者も殆どが30歳代となっています。
日本住宅新聞は、名の通り日本全国を対象で取材にも大変な苦労が伴っているようです。

氷点下20℃の北海道から常夏の沖縄、そして豪雪地帯の日本海側から、空気がカラカラ乾燥となる太平洋側まで、各地の気候風土に見合った記事が埋め込まれ、若い記者さんの視点は、新時代に見合ったニュースとなっています。

この住宅新聞で、全国各地の家の様子が判り、自分のつくる家には参考になるものです。
寒さ対応の逆は暑さ対応…その技術にひと工夫するとオリジナルな家づくりの知恵が湧いきます。
住宅専門紙は、自分がつくる家にオリジナル性を高める情報紙なのです。

さて、今日も熱風漂う東京都内でしたが明日は早朝の新幹線で秋田県に移動します。
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都心から地方を見下ろすのか…那須塩原~東京駅~台場~大崎

2010-09-05 19:41:24 | ファース本部
下町に建築中のスカイツリータワーが見るたびごとに大きくなっています。
写真は先ほど都心から撮ったタワーですが、400mほどに伸びたそうです。
これが600mとなると相当な存在感になるのでしょう。

東京タワーの建築当初は、周りに木造建築しかなかったのですが、今では大きなビルで東京タワーもビル群に囲まれているようです。
スカイツリータワーは、柴又帝釈天の近くの下町で周りに大きな建築物がないため、すこぶるその大きさが目立ちます。

東京タワーが建った昭和30年代は、高度成長の入り口だった為、あのでかい東京タワーと高さを競うようなビルが乱立されました。
現在は熟成期に入り、社会資本も整備し尽くされたようにも思います。
下町に立つス600mのスカイツリータワーがビルに囲まれる事は無さそうです。
おそらく永遠に下町を見下ろす存在になるのでしょう。

東京に来れば何でも用事が足りる、と云うより、東京に来なければ何にも用事が足せないのです。
一極集中と云う言葉通り、国会、議員会館も官公庁も、大手の本社も全てが東京に集中しています。地域主権を実践するには、このIT時代に相応しい、首都機能の分散も大きな課題になりそうです。

いつも見下ろすのは、東京タワーやスカイツリータワーだけにして貰いたいものです。
都心の感覚は、東京から地方を見下ろしているように…地域の人々は、東京から見下ろされているように思えてなりません。

とにかくコンクリートが太陽熱やエアコン室外機で熱し、都心はとんでもない暑さです。
省エネや環境を思慮すると、権限再配分での地域主権と、合わせて企業の経営拠点の機能分散などもテーマとなりそうです。

大崎のホテルの前の温度計が先ほどでも30℃を表示していました。
明日は終日、この灼熱の東京で過ごす事になります。
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住まい講座の必要性…千歳空港~羽田空港~東京~那須塩原

2010-09-04 21:33:15 | ファース本部
人が暮らしていると住まいには必ず何らかの事象が出て来るものです。
水道の蛇口の締りが悪くなりポタリポタリと水が止まりません。蛇口の調整は、床下などに設置されている止水栓(しすいせん)を操作の必要があります。

その上で蛇口の金物を外して弁の取り換え作業に入ります。方法と道具と部品が揃えば簡単なのですが、やはり家を造った工務店にお願いするのが適切なのでしょう。
パッキン修理は、数千円、割に合わないのですがそれも喜んで工務店は参上します。

地域の工務店は、建主さんと常に良好な関係を保持して、リフォームや新築などの情報を戴きたいのです。経営者の顔の見える工務店とは、まさに地域に根付いた工務店です。
地域工務店の経営者には、定年もなければ転勤もありません。建主さんは、リフォームしか出来ないような小さい工務店に新築は大丈夫かと不安を持つかも知れません。

私達は、小さな工務店にこそ出来る建主さんが快適で、冷暖房費が安く、メンテナンスコストの少ない家を新築し、リフォームする技術を指導しています。更には、家の完成を担保する保険や長期優良住宅技術、フラット35ローンなどをワンストップサービスの経営インフラを提供しています。

今日は、栃木県那須塩原市の高根沢工務店(代表 高根沢 清さん)主催の「住まい講座」に、ユーザーさんや協力業者さんなど約60名の方々に参加して戴きました。(写真は司会者席から)
貴重講話を90分、次に質問シートによる一問一答では、20問の回答を行いました。

建主さん、協力業者さん、工務店が一体にならなければ良い家づくりと生涯の付き合いは出来ません。今日は昨日と異なり温暖地対応の切り口での講話内容でした。

講演が終わった後に、高根沢社長と協賛して戴いた星野アルミ建材の社長、副社長が那須連山の山麓まで案内して戴きました。標高2000m、気温22℃、湿度50%、素晴らしい景色とエアコンでは出来得ない自然環境を堪能してきました。今日は那須塩原に宿泊で、明日は東京です。
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好奇心が新しい思考を生み出す…北斗市~倶知安町~札幌~千歳空港

2010-09-03 22:26:09 | ファース本部
自分たちにも子供の時がありました。その子供の時は、見るモノ聴くモノの全てに対して、「どうして?」「何で?」と好奇心が湧き出ていました。
だから子供の時期は、身体だけでなく知能的にも飛躍的なスピードで成長します。

子供は、誕生してから10歳までの10年間で、言葉を話し、文字を読み、ルールや習慣も習得してしまいます。10年間と云っても誕生して母親のおっぱいに吸いつく時期、這い回る時期、ようやく立ち上がってヨチヨチ歩きする時期を経ます。10年で言葉を覚え、漢字や送りがなを知り、社会生活が出来るようなります。この10年は驚異的な速さで成長するのは全てが好奇心の仕業。
ところが大人になると好奇心が失われて行くように思われます。

大人になって見聞きするモノが当り前に見えると好奇心どころか関心すら寄せなくなってしまい、この時点で人の成長は完全に停止します。好奇心を持ち続ける事は、ちょっとしたヒントで新しい機構やモノ、仕組みを生み出すきっかけになる事でしょう。
「どうして?」「何で?」と、平素の出来ごとに疑問を持つ事、関心を示して「もっとこうしたら」と思案出来るようになれば人はまた、きっと成長過程に入ると思われます。

今日は弊社の専務の運転する車で北海道倶知安町に出向き羊蹄工業さん主催のイベントで講演をさせて戴きました。写真はイベント展示会場を撮りましたが、手前のお二人は、主催された㈱羊蹄工業の瀬尾社長とご子息の常務です。
この後の講話では、演壇から見て好奇心で聴く人の目は輝き、この人達は今後も限りなく成長するでしょう。

また、幾人かの方から今朝の「朝の食卓」記事「ホームレスの友人」を読み、どうしてホームレスと友人になれるのかと聞かれました。
大臣も大社長もホームレスも、裸になれば1人の人であり、思想も感性も異なるからとても興味深いのです。

夜は三協テック北海道の安藤部長さんに倶知安から千歳空港まで運んで戴きました。雨で空けた北海道は少し涼しく感じましたが明日は栃木県に移動します。
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リーダーを支える補佐役の存在が…北斗市

2010-09-02 18:01:23 | ファース本部
前首相の鳩山さんは本当に良い人なのでしょう。
沖縄県の人々に心から同情し、米軍基地を最低でも県外移設だと言明しました。
進展しない状況を指摘され、5月末日までと自分で期限を切って見せ、結局は、沖縄県民にヌカ喜びさせて事態を大きく混乱させ政権から降りる結果となります。

今回の民主党代表選挙でも友愛精神の鳩山さんは、党内融和を図るために奔走しました。
しかし、その甲斐もなく代表選挙は、菅・小沢両氏での全面激突の様相です。
今朝の新聞見出しには「僕ってなんだったの」と云うコピーが目につきます。
仮に選挙が回避され、菅政権の続行となったら密室政治と与野党からも批判の的にされて、あっと言う間に国民支持を失った事でしょう。代表選挙は必然性をもっているようです。

「ピエロ鳩山」の新聞見出しは、鳩山さんに気の毒ですがあまりにも象徴的です。
これは、良い人の鳩山さんをサポート出来ないブレーンの不甲斐なさでもありそうです。
リーダーは、その組織が大きいほど毎日の選択数も多くなります。それだけリーダーには、信頼できる補佐役が、先を見越した適格な情報を上げる必要が不可欠です。

今日は北斗市役所を訪問し、この春、副市長に就任した滝口直人さん(写真)と懇談をしてきました。滝口副市長は、海老澤前市長をサポートするため、高谷寿峰 現市長とのコンビを組み、総務部門で30年もの長きに渡り海老澤市制を支えてきたブレーンです。

副市長は、市長つまりリーダーが、多くの選択肢を適格に判断出来るための情報分析と、環境整備が大きな仕事で、市民の声を聴き、市議会との調整も大切です。
行政のリーダーが円滑に施策を執行するには、副市長の存在が極めて大きいのでしょう。
とても穏やかで、それでいて芯の強い滝口副市長なら市制の補佐役を任せられそうです。

さて今日も呆れたような猛暑の北斗市でした。明日から道央、関東と講演出張の開始です。
尚、明日3日の北海道新聞朝刊「朝の食卓」に当方のコラムが載ります。
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企業は人で成り立つものなり…北斗市

2010-09-01 18:02:15 | ファース本部
どんなに高品質の商品であってもその商品を持って来る人、つまり営業マンによっては、最初からレクチャーを聴く気力さえ逸してしまう場合があります。
商品開発の部署が丹精込めて創り上げた商品であっても説明さえ聴いて戴けないとは。

商品は、様々な人によってその情報伝達が行われ消費者のもとに届きます。
良いから売れると商売の世界は甘くないものです。四角いモノも丸く見せてしまう営業術もありますが最終的には、消費者の利益に繋がれば双方満足と云えるでしょう。

私達の地域工務店の住宅営業は、日常の地域活動そのものが営業活動と云えます。
しかし大量に商品製造するメーカーは、営業マンの営業力に大きなウエートが掛かります。
ファース本部でも工法伝達の営業担当者が各地の販売代理店、工務店を訪問します。

話を聴いてくれるかどうかは、営業担当者の「人となり」が大きな要素となりそうです。
写真は、部署変更に伴う引き継ぎ挨拶にご来社されたセーレン株式会社のファース部材担当の大橋直浩さん(右隣)と新担当者の杉本邦光さん、(右)弊社研究開発室の村上(左)と撮りました。
大橋さんのお人柄は、弊社スタッフや販売代理店、工務店さんからとても慕われていました。

セーレンは、高級自動車の高級布シート供給で国内トップ供給量、サッカーのユニフォームなどの染色技術も世界でトップクラスで、今や世界のセーレンと云われています。
大橋さんは、ハウジング資材部門でファースの家の断熱材下地や透湿シートなど、20年近いお付き合いになります。今度は営業部門から同じ部門の管理部門に移動となります。

セーレンは、大企業なので人事異動がありますが関わった人々とは、今でも友好を保っています。
世界のセーレンと云われるまで成長したのは、人を大切にする企業理念が浸透しており、我々ごときの小さな取引先も、とても大切にして戴いております。
新担当の杉本さんとは新しい付き合いが始まり、大橋さんは新部署で一層の活躍をする事でしょう。

さて今日も30℃を超える猛暑の北斗市でした。まさに経験をした事のない気候が…
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