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夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

蜜柑の花が~

2007年05月07日 19時12分42秒 | 日記

ちょっと外へ出ました。
風がふっと吹いてきて、いきなり足をすくわれそうになりました。
風が強いわけじゃない、風が蜜柑の甘い花の香りを運んできたからなんです。
私はこの香りに弱いな~
なんか幸福になって、足から力が抜けて行きそう。

これは何の種類だろう。
夏みかんはまだ花をつけていませんでした。
花を一つだけこっそりと盗んでしまいました。
マイミクさんが去年蜜柑のことを書いていましたね。
マンダリン、蜜柑、橘、それにシトロン、、、

なに、マヨルカの熱情的な想い出が絡んでいるから?
そんなもんこの私にあるわけないでしょ。
お金持ちさんみたいなのに群がっている若い美人の女性を横目で見ながら、私は一人でぽつんと食事をしていたんですから。
思い出があるとすれば悔しい思いかも。

モクレンやタイサンボクの類、クチナシやバンマツリ、好きな香りの木はたくさんあります。

そのなかで気持まで動いてしまう香りは蜜柑とジンチョウゲ。

でもジンチョウゲはそれほど好きな香りではありません。
ただ暖かくなってきた春の宵にこの匂いが流れてくると、何かが「春が来た~」って心の中で叫ぶんでしょうか。
煙突に登って吼えたくなるような気分になります。

それに比べると蜜柑の香りはひたすら私を幸福にしてくれる。
そして力が抜けていく、、、、抜けていく、、、抜けて、、