夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

ハクセキレイ  止まってくれていればいいのに

2007年10月18日 12時54分27秒 |  写真


ほんと、泣きが入ります。
止まってくれていれば可愛いのに、ちょこまかちょこまか。



おまけに、「何で勝手に写真を撮るのよ、鳥にだって肖像権があるのよ」なんて喚いたり。↑


これで精一杯。



難しいな~





さて、母との同居

2007年10月18日 10時20分51秒 |  姥捨て山は大騒ぎ



昨日のいすみ市でのこと。とんぼ沼というところへ来て写真を撮っていたら、傍を通っていたおばあさんから「何か特別なものがありますか」って聞かれた。
だいたい母と同じくらいの年齢かな。
車が練馬ナンバーなので懐かしくなったとのこと。

このおばあさんは何代も東京の本郷に住んでいたのだけど、息子さんが自然が好きなので、東京の家を売り払い、2年前にこちらに移り住んできたのだそうだ。
「最初はこの沼をみて、感激していたんですけどね~ でも住み慣れてくるにしたがって、何もない、まるで牢獄に入るみたい。東京の生活が懐かしい」

ちょうど、先日、長崎に独居している母から、もう一度東京に様子を見に来るという連絡をもらった。彼女も健康に不安があり、一人では生活できない、でも住み慣れた場所を離れるのも気が進まないというジレンマに悩まされている。
上京するということで、家を手当てしたのに、様子を見に何度か来ただけで未だに長崎に住んでいる。
慣れた家具などを手放すのも嫌だけど、運んでくればもう一軒家が必要になるだろうし、手当てしている家の傍の対人関係も、来ようとする気持に水を差しているようだ。

いすみ(岬)の家は気に入っている。でもここだと何をするにも車が必要。私がいないときには買い物にも出れない。だからここに母を住まわせることはできない。
それに、ここで生活を始めたら、上のおばあさんと同じように、数ヶ月で、「監獄にいるような」気持になるだろう。

そんな話をしていたら、「無理強いはいけませんよ」って釘を刺された。
判っています。その気ならとっくに母を連れてきています。母に任せているので余計にこちらも予定が立たなくなっているんですとは答えていたけど、さて、、

おまけに、親子とは言いながら、もう何十年も一緒には住んだことがない。
母も「私が来ている間、貴方が私のことにかまけすぎているから心苦しい」と言っているけど、こちらも母との同居がどうなるのか、今はまだ体が動くからいいけど、その後はどうするのか、いろいろと想像はするけど、本当のところなってみないと判らない。新聞紙面を賑わすようなことで終わるのだろうか、、不安はたくさんある。

私は世界的な水準で国道と呼べるのは高速道路だけだと思っているけど、国民が通行するのに法外な金を取る日本。紙面を賑わす悲劇のニュースを見ながら、まじめに働いてきて、病気や、事故、高齢になったために働けなくなった人に生きていくだけの保障を与えられない国。

ここではそんなことには言及したくないけど、でも目前に迫った母との同居、そしてその後の二人の生活、、、いったいどのような生活が待ち構えているのだろう。

(写真はずいぶん前の写真の使いまわし。カテゴリーに写真と入ってないものは、使い回しがあります)