去年知人のコンサートの後で、彼女のこのプログラムだったらベヒシュタインで弾いて欲しかったな~なんてもらしていたら、聞こえたのか、ピアノの弾き比べなんて企画をやっていました。
曲想とそれに要求されるタッチや音色ってこともありますけど、その人自身のタッチでもまたその人にあったピアノというのが出てくるんですよね。
個性の強いピアノというのがあるんです。
ベヒシュタインやベーゼンドルファーなんかがそう。
コンクールなんかでベヒシュタインが出てくると、そのことを知っているピアニストは青くなるっていいますもの。
知らなきゃ、ひっぱたいて、音を割ってしまう。
でも、ベーゼンドルファーも知らないで弾けば低音過多になったり、それに気がついてパサパサになったり。
楽器の性格を充分にわかって、タッチや音色を調整してあげればそれはほかのピアノとは比べ物にならない音を出してくれるのですけど。
話はちょっとずれますけど、上の彼女、アンコールで結構超絶技巧の曲を弾きます。
プログラムの途中で入れるとピアノのピッチが狂ってしまうからなんだそうですけど、こんな時にもベーゼンドルファーなら大丈夫かもしれない。(もっともこの点ではヤマハも大したものですけどね)
ヤマハが買収したベーゼンドルファーは一番個性の強いピアノじゃないかと思うのです。ベヒシュタインの影響が強かった優等生のヤマハが、ベヒシュタインのライバル(性格的な)であるベーゼンドルファーを買うことがはたしてヤマハにどう影響するのだろうかと、今から興味津々です。
(それよりも、ヤマハが販売量に走ってベーゼンドルファーを殺さないかが一番気になるところですけど)
ヨーロッパの名品といわれるものの中には、個性が強く、その長所、短所を知っておかなければ買えない、使えない、使うのに技術や知識が要求されるものが多くあります。
大量生産で、誰の要求にもそこそこの答えを出すという日本的な優等生技術とは、根本から違う取り組みのもの。
卑近な例ですけど、足に使う車(本妻号ちゃん)は絶対国産だと思います。どんなときにでもきちんと求められていることを果たしてくれるという信頼感。これが必要。
でも道具としての車はそうでなければいけないけど、乗って楽しい車(悪妻号ちゃん; 今はまだ危篤の状態のまま、病床でお休み。2年に一度の定期検診も昨年やらずじまい。だってこの子、私と無理心中を図っているんです。検診を通してあげたら、私は借金地獄に陥るからね)って必ずしも良妻賢母ではないんですよね。悪魔だからキャワイイ。
その悪魔ぶりでしびれる気持ちと、引っ張りまわされるデメリット、それをわかった上でなければこんな遊びはできない。悪妻をコントロールできる技術が必要。(お金と体力も、、、)
悪女には、充分気をつけましょうね。
虜になったらもう抜け出られない。
ところで、今読み返していて、ふと思いました。
ピッチをどうしましょう?
低音域が豊かに出るピアノはわざと高めのピッチ、、
柔らかな中・高音域を持つ楽器には逆に低めのピッチ。
普通とは逆みたいだけど、これでやってみたらどうだろう???
それにしても、最近のヨーロッパのオケのピッチ、また下がってきたのかな?
一時、高すぎた時期があったものね。
ピッチとユーロは逆比例する? なんちゃって。
曲想とそれに要求されるタッチや音色ってこともありますけど、その人自身のタッチでもまたその人にあったピアノというのが出てくるんですよね。
個性の強いピアノというのがあるんです。
ベヒシュタインやベーゼンドルファーなんかがそう。
コンクールなんかでベヒシュタインが出てくると、そのことを知っているピアニストは青くなるっていいますもの。
知らなきゃ、ひっぱたいて、音を割ってしまう。
でも、ベーゼンドルファーも知らないで弾けば低音過多になったり、それに気がついてパサパサになったり。
楽器の性格を充分にわかって、タッチや音色を調整してあげればそれはほかのピアノとは比べ物にならない音を出してくれるのですけど。
話はちょっとずれますけど、上の彼女、アンコールで結構超絶技巧の曲を弾きます。
プログラムの途中で入れるとピアノのピッチが狂ってしまうからなんだそうですけど、こんな時にもベーゼンドルファーなら大丈夫かもしれない。(もっともこの点ではヤマハも大したものですけどね)
ヤマハが買収したベーゼンドルファーは一番個性の強いピアノじゃないかと思うのです。ベヒシュタインの影響が強かった優等生のヤマハが、ベヒシュタインのライバル(性格的な)であるベーゼンドルファーを買うことがはたしてヤマハにどう影響するのだろうかと、今から興味津々です。
(それよりも、ヤマハが販売量に走ってベーゼンドルファーを殺さないかが一番気になるところですけど)
ヨーロッパの名品といわれるものの中には、個性が強く、その長所、短所を知っておかなければ買えない、使えない、使うのに技術や知識が要求されるものが多くあります。
大量生産で、誰の要求にもそこそこの答えを出すという日本的な優等生技術とは、根本から違う取り組みのもの。
卑近な例ですけど、足に使う車(本妻号ちゃん)は絶対国産だと思います。どんなときにでもきちんと求められていることを果たしてくれるという信頼感。これが必要。
でも道具としての車はそうでなければいけないけど、乗って楽しい車(悪妻号ちゃん; 今はまだ危篤の状態のまま、病床でお休み。2年に一度の定期検診も昨年やらずじまい。だってこの子、私と無理心中を図っているんです。検診を通してあげたら、私は借金地獄に陥るからね)って必ずしも良妻賢母ではないんですよね。悪魔だからキャワイイ。
その悪魔ぶりでしびれる気持ちと、引っ張りまわされるデメリット、それをわかった上でなければこんな遊びはできない。悪妻をコントロールできる技術が必要。(お金と体力も、、、)
悪女には、充分気をつけましょうね。
虜になったらもう抜け出られない。
ところで、今読み返していて、ふと思いました。
ピッチをどうしましょう?
低音域が豊かに出るピアノはわざと高めのピッチ、、
柔らかな中・高音域を持つ楽器には逆に低めのピッチ。
普通とは逆みたいだけど、これでやってみたらどうだろう???
それにしても、最近のヨーロッパのオケのピッチ、また下がってきたのかな?
一時、高すぎた時期があったものね。
ピッチとユーロは逆比例する? なんちゃって。