夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

春の足音

2009年02月16日 20時17分59秒 |  多摩川散歩


今日の多摩川散歩は自転車を持ち出しました。
散歩に出ようかどうしようかと思っておりましたら、師匠からチョウゲンボウちゃんに恋人ができて濡れ場を演じているとのことで、それは見逃せないとばかりに飛び出しました。我ながら「さもしい」 なんて、定額給付金じゃないんだから。。。
この子はガス橋の上にいる子らしいです。
恋人が見つかってよかったねって言おうと思いましたら、今日は恋人が訪ねてこなかったようで、しょんぼりとしておりました。あまり可哀想なんで遠くから見ているだけで、声をかけそびれました。500ミリに1.4倍のテレコンバーターを付けての撮影ですけど、遠すぎました。この距離ならデジスコでないとちょっと無理かもしれません。以前ならもっと近くでモデルになってくれたんですけど、恋人がいるんじゃ、他の男性にサービスしてくれるわけはないですね。ちゃんと巣までこしらえておりましたよ。

失敗作ですが、証拠として。
もし、彼女の彼氏がOKしてくれましたら、次回再度トライいたしましょう。



帰りに何も成果がないのであいも変わらずメジロを撮っておりましたら、自転車に乗った方に声をかけられました。お話しておりましたら、両方とも以前の仕事場が近いところ。岩手まで自転車で行かれたり、若いころは山陰、山陽を回りましたんだそうです。今度は箱根にでも行ってきますなんておっしゃってましたけど、凄い方もいればいるもの。二子玉川往復でも根をあげそうになる私には怪物みたいに見えました。
でもこの方は、北上でもっと凄い人に会いました。東京から歩いて東北を回っておられるのだとのこと、それが終わると鹿児島まで歩いていきたいとおっしゃってましたよとのこと、、、
普通は歩いて往復する距離を自転車で走って、それでもちょっと疲れたななんていっている私には想像を絶する世界ですね。




今年は鴨も鷺も少ないのです。中洲では例年ですと鴨や鷺、カワウで一杯になっているのに、今日なんかはなにもおりませんでした。
鴨はそれなりにおりますけど、鷺は本当に少ない。去年の秋口から多摩川の鷺をほとんどアップしていないな~というので、一枚だけコサギをアップしておきましょう。昼間なんですけど、なんで水がこんなに桜色になってしまったのでしょうか、ホワイトバランスが崩れたかな? それとも緋寒桜が散って、川を染めたのでしょうか。




春の足音、、、、
今日の多摩川の野草たちです。









「農業に就職」希望者急増

2009年02月16日 09時33分32秒 |  これがまあつひのすみかか我が日本
非正規職員の解雇に始まったリストラの波は今や、大会社の正規職員の削減にまで波及してきて、この先果たして何十万の人が職を失うのか見えない状況。
緊急な宿舎の提供も、期限付きだったけど、期限が終了したころにはもっとひどい経済状況が待ち構えているのは目に見えている。

自治体の職員の募集には何百倍の応募があったりする。
民間の会社や団体にも職の手を伸ばしてくれているところもある。
でもそれは失職者の数から言えば焼け石に水。

そんななかで、慢性的な職員不足である介護職員などの説明会にもたくさんの人が詰めかけている。

そして農業。
確かに、休耕地が増えてきている。バイオ燃料の資源として穀物が使われ、直接、あるいは飼料や原料へ波及したための間接的な生産コストの上昇、原油の値上がりなどによって、食品の値段が高騰してきている。
その中で休耕地をなんとかかつようできないのだろうかとの思いを、ブログなどにもこの一、二年書いてきているけど、でもそれがそんなに簡単なことではないことも分かっている。

今まで農業をやってきたプロの農家が見切りをつけ始めている状態で、まったく農業のことを知らない人たちがほかに職がないからと農業に手を出して成功するだろうか。
おまけに、農業の場合は長い期間植え付けの時間がかかる。休耕地などで何年か方って置かれた田畑ならなおさらのこと。その間の生活費や、経費はどうするのだろう。

このニュースでは直接自営の農家になるということではないので、ある程度それがカバーされると思うけど、農業を始める人はもちろんのこと、その周りの人や、団体、自治体がそうとうに腰を入れてサポートしないと難しいと思う。

でも、逆に今の状況に周りが危機感を覚えて、手厚い支援を行う覚悟があるのであれば、短期的ではなくて、長期的に見て日本の農業生産品の自給率を高めるという嬉しい動きとなるかもしれない。

そして、農業や、介護のようないままで魅力のなかった職種が、失業者が増えたから人員不足が解消した。だから問題が先送りになったというようなことがないようにして欲しい。
農業も、日本の流通経路をもう少し短くすることでも農家にもっと魅力のある職業になることもできるはず。少なくともヨーロッパなどと比較しても農家の販売価格と市場価格の開きはあまりにも大きすぎるから、こんなことにも光が当たるといいなと思う。

だからこそ、このような動きが成功し、広まっていくことを願いたい。
この不況を日本をよくしていくことに繋げていければ、、、
がんばれるかしらね~




「農業に就職」希望者急増、雇用情勢悪化で関心高まる(読売新聞) - goo ニュース