夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

最後の50セント

2009年02月18日 17時20分49秒 | 日記


久しぶりに冬が戻りました。

夜のとばりがおり、町はネオンが瞬いています。
明るい町の通りを横目に見ながら足早に帰りを急ぐあなた。
冷たい風が頬をなでていく。

ちょっとこばらがすいてきた、、、
ポケットには50セントしか残っていない
あなたは何を買うでしょうか。

幸運な方は電車の切符を買い、恋人の下へ急ぐでしょうね。
お酒が好きな人は熱燗でも買いますか?
それとも途中のラーメン屋さんの暖簾をくぐりますか?
冷たくなった体を温めてくれるでしょうね。

幸運でもなく、お酒もそれほどたしなまない。
一食、二食抜いても、それほど気にならなり私としては、
花を買いました。
孤独な私の心を暖めるため
そして、
皆さんへの贈り物。

どうかお受け取りくださいね。






またまた、嫌われっ子の蛇の足;
でも50セントって今のレートだと50円にもならないんですよね。
私は古い人でして、ドルが360円のころに育ちました。
だから、その感覚ですね。
もうそんな昔のことは、誰にもわかってもらえないかな。
記憶の中ではすべてが綺麗になって、よき時代だったな~って思っているのですけど。



蛇の足 2号;
別なところで、この花をバラだとコメントをいただきましたので、ご注意申し上げます。
これラナンキュラスです。