私は日本には国際的なレベルに達した国道はないと思っている。
今、日本に張り巡らされている国道と呼ばれているものは、世界的なレベルから見れば地方道以下、たんなるコミュニティ道路にしか過ぎない。
国道は国の交通を念頭において作られるもの、それが村の祭りや、どこかの郊外店の大安売りで何時間も渋滞するなんてありえないことなのですよね。
この状態をなんとかしようとして先進国では始めての国際機関からの借款を受けたけど、そのときの機関の報告書にも、日本の道路は信じられないくらいに悪いって書かれている。
その後も世界に類を見ない道路特定財源などを確保して、道路を作るといっているけど、日本が経済援助をしているような途上国のほうがはるかに進んでいる。
未だに、日本の道路は信じられないくらいに悪いのです。
おまけに、道路情報が、混んでいたり、夕方の雨ではほとんど見えないような道路にかかれたものであったりする。
日本には円滑な交通に供するような道路ってないのじゃないかとさえ思えてしまう。
左折はこっちよ! なんて急に言われても、接触事故を起こすだけですよ
それをカバーするために運転者は過酷な努力を強いられているし、悲惨な交通事故が後を立たない。
無理な運転を強いられるからね~
運転者だけが、責められる問題じゃないんですよ
今、世界的な国道のレベルに達しているのは高速道路。
これを買い取り、無料化して、それを国道にしてしまう。
今の国道以下は全部地方道にして、財源を地方に回す。
郵政民営化で国民が利することは少なかったけど、この政策では国民の生活に利することは多いのですよね。
その前提としてなら有料道路の無料化、大いに賛成ですね。
私が知っている、高速国道が有料な国はフランスだけ。それも日本の通行料と比べて比較にならないくらいに安い。
輸出産業にてこ入れしても、世界が経済不況の中にある限り、その成果はほとんどない。
なら、産業のてこ入れ、国民の雇用、生活の安定、消費の拡大には高速道路の拡充というのは考えるべき、選択肢だと思うのだけど。
高速料金下げ、効果5200億円=無料化2.7兆円、導入は否定-金子国交相(時事通信) - goo ニュース