先日の「御宿 夏の幻想」に知人から、大原麗子の「愛のつづれ織」を聞きながら見ていますってコメントがありました。
大原麗子、亡くなったんですね。
最近、テレビでもお見かけしないので、ググって見ましたけど、生まれが1946年で、デビューがNHKからで1964年。
まだ、お若いのに。
最近は、まったくメディアには載られていませんでしたね。
病気や、看護の疲れなども重なったのでしょう。
美人で売っていれば、疲れた顔や、スッピンでは人前に出られませんからね。
夢を売る商売の人って、制約も多いのですよね。
ご冥福をお祈りします。
でも、私が畏敬の念をこめて何度かご紹介している猛女さんたち。
皆さん、大原麗子よりも生まれも、芸暦も大先輩。
お一人の女優さんは、大原麗子よりも、10年近く前にお生まれで、(ゴメン、そんな怖い顔をして怒らないで。ほんのちょっとだけでした。6っつ違いでしたね)デビューも10年近く早い。おまけに彼女はNHKとの専属で長くやってこられているから、NHKに関しても大先輩。
その彼女も、ご両親を抱えながら、座長として舞台を踏んでおられるし、映画やテレビに大活躍。エネルギーの塊のような方。
もちろん、お仕事に行かれる前にちょっと立ち寄られたりしたときには、本当に若くって、綺麗で、女優のオーラを振りまいている人だけど、
この方は、美人が売りじゃないんですよね、少なくとも彼女の心の中では。
だから、スッピン、ジーパンで近くの八百屋に大根を買いに行くわよなんてことも普通にやられているそうです。
もっと、芸に違うものを求め、込められる人、、、、人としての生き様とか、考えとか、、、そんな方なら、スッピン、ジーパン関係ないのでしょうね。
私の周りには演じる人よりも、作る人が多いし、彼女もスタートは女優さんでも、結局は作る人(兼女優だけど)になっちゃった。
毎回毎回、自分がやりたいテーマの劇を企画しては、大忙しに飛び回る。
人のオフイスに来ては、今度はこれを劇中で歌うのよって、大きな声で歌ってくださる。
おうおう、みどりさん、これでもここは女王陛下の出先のオフイスなのですよ。
その後、トップに呼ばれて、「あれはなんじゃ?」なんていわれても、
「知人の女優さんですよ、今度の舞台であれを歌うんだそうです。なんか文句ある? それよか、こんどのパーティに彼女も呼んでくださいよ」なんて彼女のためにすごんでみたり。多分彼女のテンションがこちらにも移ってしまったのでしょうね。
どうして、私の周りにはこのような方ばかりなのでしょうね、、、、
大原麗子さんの訃報を聞きながら、
いすみの何もない自然をじっと眺めているのが至福の時と思い定めたわが身を省みて、、、、
世の中には、常人の理解を超えた存在があるのですね~って、、、、
うん、「この世の人とは思えない」って存在ですよね。。。。
ただただ、感嘆。
お通夜は賑やかにやりたい私としては、猛女さんのお話をご紹介して、、、
消沈している蚤さまを始めとする麗子ファンの方々に、エネルギーが注入できればと、、、、
なんと、優しいボクちゃんの親心よ。
それにしても、この1年ほど彼女のニュースを聞いていないな~
心配になってきた。
お中元でも贈って、様子伺いでもいたしますか。
日本には、なかなか味な習慣がございますね~