八月もそろそろ半分になります。
この時期、うだる暑さと、湿気の中で、もうすぐ来る秋を感じさせてくれるものにヒグラシと赤とんぼがあります。
ヒグラシは、いすみでは6月くらいからうるさいくらいにないていますし、特に秋のものではないのですけど、でも、あの声には夏の終わりを感じさせるものがありますよね。
こちら東京ではヒグラシはあまり鳴いていません。でも赤とんぼはたくさん飛んでいます。

暑さで脳みそが沸騰しそうになって、目の前がかすんでいても、赤とんぼを見ると一抹の、、、、ほんとうに一抹の涼しさ、、、、涼しさの予感を感じるのです。
赤とんぼといえば、あの有名な童謡が思い出されますけど、それはすでにアップしておりますね。
まもなく8月15日。
かって赤とんぼと呼ばれた海軍の練習機がありました。
正式には九三式中間練習機。
終戦間際にはその赤とんぼにすら、爆弾を積ませて、特攻を命じたこともあったのです。赤とんぼは制式戦闘機とは違い、木製のフレームと布の羽を持った機体でした。250キロ爆弾という限界の重さの爆弾を装着し、操縦もままならない状態で。身を守る術すらないこの機体を操り敵艦に体当たりをした兵士達はどんな思いだったのでしょうね。
