夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

紅葉と名残の秋  大多喜 筒森から大福山

2009年12月10日 22時18分03秒 |  岬な日々


本当は、今日は、朝4時半に起きて、大福山に行く予定だったのですけど、天気は晴れましたが、晴れすぎて、朝霧がない。山並の間に朝霧が雲海のように見える景色を想定していますので、急きょ取りやめてコハクチョウを見に参りました。
ところが、マイミクさんが、紅葉谷へ紅葉を見に行かれるとのこと。



そう言えば私は今年紅葉を撮っていないな~ってことで、私も養老渓谷に参ることにいたしました。(紅葉谷っていくつかあるみたいです。ですからマイミクさんがいかれた紅葉谷はどこなのかわかりませんけど、いすみのあたりでは紅葉谷というと養老渓谷の筒森紅葉谷のことを指します)



大多喜から上総中野、老川の交差点を過ぎたあたりから、小さな林道をあちこち探検しながら、紅葉谷へ下りたり、石槌山へ登ってみたり、、、
石槌山はこのあたりでは割に高い山なので(それでも340メートル前後)展望を期待しましたが、残念。
木立に囲まれて周りが見えませんでした。



結局紅葉谷は完全に紅葉は終わっています。
むしろ、そこへ行くまでの間の国道沿いのほうにちらほらって感じでしょうか。
でも、秋はまだ残っていました。





そして国道465を蔵玉へ、そこから林道で大福山へと向かいました。(ところで国道465って、大福山へ向かう林道よりも狭くってひどい道。農道も国道よりもいい道が多いですよね。これから道作りはほかの省庁にやってもらうほうがいいみたいです)



先日の大福山から菅野までの林道も素晴らしかったけど、今日の蔵玉からの林道も素晴らしい景観があちこちで見られます。むしろ遠望が利くのは今日の道かもしれません。開けた方向も西も東もありますので、夕日でも朝日でも撮影できそうです。房総丘陵の美しさはこのあたりが一番いいかもしれませんね。




鉢猫ってどうよ

2009年12月10日 21時09分16秒 |  求める魂と与える心


ねぇ、植木鉢猫、、、鉢猫ってどうよ。
箱猫だろうって? 古い古い。
あんなもん、誰だってやっているじゃない。


植木鉢ってところがいいんだよ。
花はないけど、でも、今も葉っぱなんかがあって、小道具に使えるじゃない。
ちょっと顔にかかるくらいに葉っぱを使ってみて、、、
目線は下げ気味に、、、、
なんて、女の子がキャ~キャ~言わないかな~?



なに?
親父は誰かって?
知らない。
お袋はおっぱいをくれるからわかるけど、親父は何もしてくれないもん。
なに、驚いているんだよ。
風車のとこの子供も同じことを言っていたよ。
どうしたの? しょんぼりしちゃって?
なにか、悪いことを言った?




でも、こんなにお日さまが照ってると、暖かくって眠くなりそう。



いすみ市トンボの沼のコハクチョウ

2009年12月10日 20時21分27秒 |  岬な日々


今朝のコハクチョウの日記の続きですが、まだ日没まではちょっと時間がある夕方にトンボの沼に参りましたら、10羽とも戻っておりました。
昨夜はどこかで一夜を過ごして、そのまま餌場に行ったみたいですね。
トンボの沼で会った方のお話では、餌場で非常に近くを車が通ったので、いっせいに飛び立って、トンボの沼に帰ってきたそうです。
昨夜といい、今日といい、コハクチョウとしてはストレスを感じる環境になったと思っているのでしょうね。

あげくに今日も、コハクチョウのいるすぐそばでストロボをバンバン焚いている人がいました。コハクチョウは首を立てて警戒しておりましたが、カメラマンはまったく気にしていない様子でした。心ないことはやめましょうね。

本来は、珍しい鳥だと、いる場所もぼかして特定できないような書き方をします。
ただ、トンボの沼のコハクチョウに関してはすでによく知られていますので、あえて場所も書いています。

本来はいつでもそうしたいのですね。でもそうすることによって鳥たちがストレスを感じることが多すぎるので敢えてぼかした表現しかできないのです。
写真だけでなく、見るのでも、あまりに近くに行ったり、大声を出したり、ストロボを焚いたりっていうのは絶対にやめてほしいです。
市原の市民の森ではサンコウチョウがやはりストロボを焚いて写真を撮っている人に驚いて育児を放棄してしまいました。悲しいですね。そして怒りを感じます。

今年のコハクチョウの動きはちょっと変わっています。
例年ですと、すぐにトンボの沼に来るのが、今年は、トンボの沼に来て、すぐに岬ダムやその他に留まっていました。たぶん工事のことが影響しているのだと思います。
今朝の日記にも書きましたけど、ほんとうはいすみ市役所も、トンボの沼の排水工事を日時を延ばしても、コハクチョウのいない時間帯だけに限定してほしいのですね。日の出過ぎから、日没前まで、、、
でも、それは難しいのでしょうね。

発表しま~す

2009年12月10日 20時03分56秒 |  岬な日々


私チ 優子。いすみ市岬町のだるま庵の子猫。
風車さんが、私のことを書いてくれた、セレブ子猫だよ、、
あの時は、ボクちゃんイケメンなんて私チのことを男だと間違ってたわね。失礼しちゃうわ。
あの時の写真で、後ろで怖そうにしているのが弟。私は淑女よ。

でも、やっと新しいお父さんとお母さんが決まったの。
ここでそのことを発表しますね。
新しいお家には年が変わってから移る予定。
だから、私チのことを見たいと思ったら、今年中にだるま庵に来てね。
じゃ、待ってるから。
クリスマスもお年玉も、そんなことに気を使わなくってもいいから、、、
たくさんじゃなくってもいいのよ~




彼女の兄弟の写真、いろんなところに使っています。カテゴリー、「私の小さな恋人たち」を見てね。

外泊! いすみ市トンボの沼のコハクチョウ御一行様

2009年12月10日 07時53分54秒 |  岬な日々


昨日、岬につきました。
ちょうど日没くらいの時間でしたので、トンボの沼に行ってみましたが、コハクチョウさんたち、わっと戻ってきたと思ったら、上空を何度か旋回してどこかへ行ってしまいました。
地元の方のお話では、工事をやっているので警戒したのだろう、でも夜中に帰ってくることもあるってことでした。
鳥の世界でも夜が短くなってきたのでしょうか。
でも、鳥目なのに夜遊びしてよく戻れるな~って、、、、
今度、家の子供に聞いてみましょう。
真っ暗闇の夜中に家に帰ってくる時にはどうやって道を知るのか、、、ってね。
あちらは夜遊びの専門家だから。

今朝は、条件が折り合えば(起きられればというのもその一つですけど)大福山に行ってみようと思っていたのですけど、朝起きてみると、対面の街路灯がくっきりと見えている。このところ、朝にはいつもかなり深い霧が発生していたのですけど、今日は天気が良すぎ。朝霧を撮りたいので、霧が多すぎても、なくても意味がないのです。

ということで、トンボの沼に、昨日の白鳥さんたちが戻ったのか見に行きました。
でも、戻っていませんね。
昨日は外泊したみたい。
岬ダムや三門の駅のそばの堰にも行ってみましたがおりませんでした。
10羽様御一行、はてどこで仮の宿をお取りになったのやら、、、

トンボの沼でそばを通る道路の付け替えまでして、大がかりなポンプ(?)の工事をやっているのですけど、それが白鳥さんたちの帰宅時間帯にも工事が続いていて、白鳥さんたちにはかなりストレスになっているみたいです。

たぶん、いすみ市にとっては、白鳥なんかよりももっと大切な急ぎの工事なのでしょうけど、、、、私としてはちょっと残念。

寂しさに堪へたる人のまたもあれな

2009年12月10日 07時41分47秒 |  気になる詩、言葉


寂しさに堪へたる人のまたもあれな
    庵ならべむ冬の山里
         西行
         新古今集 6-627

寂しさに堪えている人がもう一人あれば
冬の山里で庵を並べましょう


昨日、岬に参りました。
岬では、ノスリが相変わらず電気の保安点検に大忙し。
そろそろ年末ですので、皆さんが明るい新年を迎えられるようにいろんな人がいろんなところで頑張っているのですね。




それを考えると、西行はあくまで優雅ですね。
寂しい人、この指とまれですか、、、
西行にしては、ずいぶんと直截な詩ですね、、、、
余情がないなんて言われているのかな?

それにしても、みんな、さびしい人、苦しい人なんだけど、それ言っちゃおしまいよ、、って、仕事にかこつけて紛らわせているのですよ。ねぇ、ノスリ君。