夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

トンボの沼夕景  いすみ市高谷

2009年12月13日 21時53分24秒 |  岬な日々

金曜日は本降りの雨で寒い一日でしたが、昨日は暖かく晴れ上がり暑いくらいでした。
最高気温も前日と比べると10度ほど高かったようです。
今日はまた、冬に逆戻り。最高気温もやっと二桁になるかならないか。
ほんとうに、気温の急激な変化に体がついていかないって感じがしますね。

昨夕、トンボの沼に参りました。
コハクチョウはずいぶん遅くご帰宅で、写真はどれもぶれぶれ。
でも彼らの帰宅を待つ間にトンボの沼の冬の夕景を撮りましたので、ご紹介いたします。



風もなく湖面は鏡のよう



そして、空は夕方の雰囲気を醸し出してきて、



静けさを破るのは、家路に急ぐコガモだけ



コガモでなくても、お家が恋しくなるような空の色



上空では、やはり帰宅を急ぐサギが一羽



トンボの沼は、今日も静寂に包まれて宵闇を迎えます。



ただただ、何事もなく時を過ごしていく。
それが見る人に、さまざまな思いをもたらせたりできたら嬉しいですね。
もっとも、私の場合には、それがマイナスな感情を与えたりすることが多すぎるのが問題ではありますが。



トンボの沼に行こうとして、いすみの環境と文化の里の池に行かれた方がおられました。地図を添付してなくてごめんなさいです。
トンボの沼はここなのです。


地には一人を減じたり  ご冥福を

2009年12月13日 21時53分07秒 |  多摩川散歩
年賀欠礼のご挨拶が参っておりました。
右のブックマークに載せておりました多摩川の散歩仲間、「気儘にブログ」の著者、高橋さんでした。
享年74歳だったそうで、ご冥福をお祈りいたします。
ブックマークは追悼の意をお届けするために、しばらくはそのままにしておきます。

高橋さんのブログは2008年7月25日が最後になっています。
その前から、入退院を繰り返され、何度も大手術を受けられていたのですが、その間も植物を中心にたくさんの花を撮られ、説明を載せてこられました。
絶筆の日記のころにはクローズアップレンズを手に入れられとても喜んでおられました。
その後も日記の更新がなく、心配してお問い合わせをしたりしておりましたが、それにはもうだいぶ回復してきましたというようなご返事で、いつも復帰を願っておりました。
病気との闘い、あるいは私の知らないようなさまざまなことがらと格闘されてきたのでしょうね。



地には一人を減じたり その苦痛 悲哀 労働を分つべき一人を減じたり
旅人の日ごとの十字架をになふべき一人を減じたり
さはれ あがなわれし霊の冠をいただくべきもの一人を
天の家に増しぬ


天に一人を増しぬ 曇りし日もこの一念に輝かん
感謝 讃美の題目 更に加はり
吾らの霊魂を天の故郷にひきかかぐるくさりの環
さらに一つの環を加へられしなり



ご冥福を