夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

あぁ~ それなのにそれなのに、ねぇ、、、、、、、今時の

2009年12月21日 12時59分10秒 |  気になる詩、言葉


今日はいい天気。
朝から洗濯機を3回回して、主夫は大忙し。
ってことでもないか、ボタンを押して、後はテレビだもんね。

今時の主婦はラクチンだね~
スイッチ一つで、洗濯から乾燥までやってくれる。
お家ドライなんて芸当だってこなしてくれるんですからね。

一昔前なら、たらい桶に洗濯板、ごしごしと洗って、手はまっかっか、腰は痛いしってことだったんですよね。
それより前はもっと大変。解いて、洗い張り、乾かして、また縫って、、、、
洗濯だけでもそうだけど、炊事、掃除、、、全てが手作業、炊事だって、母の時代にはかまどに火を起こして、、、ってことだったんですから。

あぁ、それなのにそれなのに、今の主婦はボタンを押せば、全て済み、、、、
で? 今の主婦は楽になった時間をどう過ごしているの?

昔、ヨーロッパ出張のときに出会った主婦の群。
あそこのお菓子、ここの料理、そしてどこそころハンドバックやなんたらかんたらって話ばかり。。。
おまけに全員、「今頃旦那さんは会社でおいそがし、、、」

あ~ぁ、それなのにそれなのに、ねぇ、、
別に人様のことで怒る気はないけど、
気をつけないと、主婦の仕事内容に旦那さんが気がついたら、旦那を家電製品に奪われるよ、、、、


なんちゃって、こりゃまた失礼をいたしました。



とはいえ、オリジナルの歌詞はちょっと違いましたがな、

空にゃ今日もアドバルーン
さぞかし会社で今頃は
おいそがしいと思うたに
あゝそれなのに それなのに
ねえ おこるのは おこるのは
あたりまえでしょう

昭和11年(って1936年ってことね、大昔)星野貞志の作詞に古賀政男が曲をつけてヒットした歌。
これ以降は日本はだんだんと軍国調になっていく寸前の古き良き時代でした。。。って、そんな前のことはさすがの私も知らないんだけどね~

それにしても3行目の「思うたに」
たに、、、になってましたね。
ということは、怒っているのは主婦のほうだった、、、、
許されて。