夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

果たて

2010年01月19日 22時29分13秒 |  岬な日々


日曜日にいすみ市からの帰り、茜に染まっていく空と、雲を見ながら東京へと戻りました。
その間、ずっと、この「果たて」の文字が頭の中をぐるぐる、、、、

以前に古今集の詩

夕ぐれは雲のはたてに物ぞ思ふあまつ空なる人を恋ふとて

ご紹介したことがあったはずですが、この「はたて」が旗手であったり、果たてであったり、意味がはっきりしないのですね。
私のように詩にも、古文にも素養のない人間にはどちらかというと果たて、、って言う方が分かりやすいんですけど、、
なんて、そんなことを思っていたら、今年の歌会始の皇后様の御歌は

君とゆく道の果たての遠白く夕暮れてなほ光あるらし

遠白=とほしろ

でした。

それにしても、その帰り道での「物思い」で、倭健命と弟橘媛が絡まってしまったのはなぜなのでしょうね、、、、、
夕焼けの赤と、相模の小野に燃ゆる火がシンクロしてしまったのかしら。

本来関係のないものが、頭の中でどうもこんがらがってしまうことってありますよね~


多摩川散歩

2010年01月19日 21時49分21秒 |  多摩川散歩


昨日の多摩川散歩の記事に、トモエガモが私の散歩コースに入っているってコメントをいただきました。11月ごろにも入っているって聞いていたのですけど、私は今シーズンはまだ見てません。というわけでご挨拶を兼ねての多摩川散歩。
午後からは逆光になりますので、午前中に参りましたが、今日は暖かくて汗ばむくらい。
残念ながら、トモエガモさんにもアメリカヒドリさんにもお目にかかれませんでした。
でも、昨日「風車が河川敷に「立った」」って噂が流れたようで、昨日会えなかった子たちが挨拶に来てくれました。

トップの子は、待ちきれなくって、多摩川から途中まで迎えに来てくれまして、歩道で待っていてくれました。愛情細やかな子、きっといいお母さんになるでしょうね、、、、、

こちらも、私の来るのを待っていてくれました。
相変わらず美人さんですよね。



こちらはまた、多摩川では一年ぶりくらい。「おみ限りね、、、」って、拗ねて後ろ姿しか見せてくれませんでした。



こちらは、女の子じゃないくせに、恥ずかしがっちゃったりして、、、、



こちらは、しょっちゅうお目にかかっておりますので、、、




今日の、番外編
昨日のコメントにも書かれていました、お猿さん。
去年までステージのスターだったそうで、カメラを向けると、ポーズを取らなきゃいけないって、体が緊張するのだそうで、「カメラ、嫌い」なのだそうです。長年、仕事で身についた癖なのでしょうね、、、、さすがセレブ。

久しぶりでお会いしました鳥の師匠によりますと、お猿さん、2匹で散歩しているときもあるのだそうです。



今日は、アンディ君にもお目にかかり、旧交を温めることが出来ました。
いや、素晴らしい散歩でした。