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夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

冬の夕暮れ

2010年02月02日 21時09分06秒 |  多摩川散歩


雪の降った翌日は、本来ならば私としては、日の出とともに河川敷にすっ飛んでいって、雪と戯れているはずなのですけど、なんせ多摩川散歩9連荘。
あちこちがぎしぎしいっておりまして、多摩川へ出たのはもう日没の時間でございました。



見渡しても花も紅葉も見当たりません。もう秋の夕暮れではなく、真冬の夕暮れなのですから仕方がありませんね。でも、枯れた草の間にはもう春の用意、時間は連綿と留まることを知らないのですね。
いや、私の歳のことを言っているのですけどね~

でもほんと、冬枯れの夕景、、、、どこかおどろおどろしいものがあります。
秋ならもう少しロマンティックなのでしょうけど、、、
枯れ果てた年寄りの心には悲しく思うことなんてなにもないはずなのに、秋ならそれでも心が乱れる。
(宮内卿のこの詩、別な日記でも引用していました)
冬はなおさら、、、、秋の残り火のような感情の温もりさえも、果ててしまって、、、、






なんちゃって、カラスが鳴くから、もう帰ります。





鳥や、犬、猫、花なんてのはどこを撮りたいってすぐ分かるのですけど、風景写真ってのは何を、どう撮っていいのか皆目見当もつきません。
苦手だって言っているのに、またまた苦手の写真。
お許しあれ。