有朋自遠方来不亦楽乎
何度も使っている、論語の一番最初に出てくる文言ですね。
この前には、
学びて時にこれを習う、亦た説(よろこ)ばしからずや
があって、その後にこの言葉が出てきます。(本などで勉強していて頭で理解していることに、得心がいったときには嬉しい)
本来は、学問や、修行の時のこと、勉学にいそしんでいるときに、同門の人々が名前をしたって訪ねてくるのはうれしいな~ってことなのですけど、
なら、無学な私には無縁の言葉なのですよね。
っていうのはあまりにも寂しすぎません?
なので、長い間消息のなかった友達がひょっこり訪ねてくるのはとても楽しいってことにしておきましょう。
人によっては、
「婆さん、酒出して」って、来客を口実にお酒が飲める楽しさ、、、、なんてあまりにも下賎すぎますか?
それが人間って物でしょうに、、、、
海外遠征中の姫様。カイロやアレキサンドリア、アンマンなどでのコンサートを大成功裏に終わって、明日帰国だとのこと。
なかでも、「おてもやん」が好評だったんだって。
この曲、聴いたことがないので聞きたいけど、はて、帰国子女の日本民謡のバリエーション、怖いような気もするな~
なんてことをいうと、会長さんから首にされるかな?
以前、仕事場のレセプションで、ジャズ系の人が演奏してくれたことがある。
最初はなんだかもやもやして、はて、これは4拍子なのだろうか、それとも無拍子? はたまた、複雑怪奇なインドとかトルコ風の音楽なのだろうか。
どこまでが第一主題なのだろうかと、聞きながら、胃の腑がぎしぎしいっていた。それが曲が進んでくるにしたがって、「あれ? これは日本の音楽なのかいな~」ってことになって、、、、
そうなんです、特に民謡とか日本の音楽をベースにしたものじゃないのだけど、日本のいろんな音を感覚的に取り込んだものだったんですね。
私よりも少し上の世代の、もちろん日本人だったのですけど、、、
日本のリズムってこんなんだっけ? それ以来、頭から離れられません。
これが本来の日本のリズムなら、日本のリズムも複雑怪奇なのだな~
でも、ほんとうにそうなんだろうか~????
以前にも書いたことがありますけど、オランダの音楽の学生が日本の能の笛を学んでいます。彼が言った言葉。
「最初、聞いたときには、演奏を間違ったと思ったけど、何度聞いても同じように演奏されている。これが日本のリズムなのだとわかって、今まで自分の身についたリズムを白紙に戻した。そのためにものすごく苦労した、、、」
そうなんでしょうね~
ヨーロッパの中でも、これまた以前書きましたけど、ウィーンの3拍子とドイツの3拍子は違うものなのですよね。ましてや、東欧なんかで育つと、音感自体が違ってくる。
これはもう大変な問題。
高校を卒業して以来、ずっとヨーロッパで演奏してきたフルーティストが言いました。
「イタリア人はイタリア語で笛を吹く」
ほんとそうなんです。
プロならこんなことはわかって弾いているはずなのですけど、でもドイツ人の奏でるイタリアンバロックなんてやはり、「できれば、聞きたくないな~」なんですものね~
なんて思っていたら、友人から電話があって、そのフルーティストの彼女が上京してくるから飲み会をやりましょうなんだそうです。
あぁ、「有朋自遠方来不亦楽乎」ですね~
しかも、こんどCDを出すのだそうですけど、それが「イタリアの現代音楽」
わぁ~
ブログでご紹介しましょうかって、彼女に連絡を入れましたけど、
私の紹介記事って、私のひねた性格丸出しだもんね。
嫌われるかもしれないな~
とにかく、以前書いているのを見てみてよ。
板橋文雄
柴田浩一
熊本マリ
嫌なら、断ってね。
自分の変態ぶりはわかっているから、気にしないから。
ところで写真は何の関連もなく、いつもの帰宅の際のお家へのご挨拶。
またまた、馬鹿にされるといけませんので、申し添えておきます。
トップも下の写真の椿も、挿したときには、まだ初々しい蕾でございました。
私の暖かい心根にほだされて、開きすぎてしまいましたね~
