夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

上から目線と、下から目線

2010年02月14日 23時24分07秒 | 日記
物事を見るときに、上からの目線と、下からの目線がありますな。
上からの目線でも、民のかまどの煙を見て喜ぶ心が欲しいですな~




今月の稼ぎはこれだけ。チョコレートをこれだけ貰ったから、お返しにこれだけは来月の生活費から分けなければ。
そして、よく起こることが、獲らぬ狸の皮算用。
再来月は、そのお返しが来るので、、、、なんて、甘すぎる夢を持ったりして。

変なことを言っていますか?
でもありふれたことでしょう。
飛行場を作れば、国からのお金がこれだけ入りますよ。
うちが払うのはこれだけ。
で、この分はこことここに押し付けて、、、っと。
それで、最低でもこれだけの乗降客が見込めるから、収支トントンですってば。
それでうちの県のプレスティージも上がることだし、、、
その効果を見積もるときに、自分の希望に合った数値を出すところしか信用しなかったりして。
スパイラル式にどんどんと効果が広がりますよって、、、
いや、信用してなくても、信用したふりをするのかな。
権威のある第三者の機関に効果を見積もってもらいましたら、、、、、って、言い訳をするためにね。
それが、どれだけ巨額の赤字を生み出しているのか、そしてその権威のある第三者機関が間違っていても、何も責任を取らないのも問題かな~
もっとも、役人が責任を取らないのだから、同類だけに責任を取らせるわけには行かない。それも道理か。




嫌だ?
国が作れって言っているのに、断ったら後々怖いよ、、、、、、
なんて、、、
飛行場が、他の箱物にかわったり、道路に代わったり、でも全部同じやり方ね。
上のほうから下を見ている。そして制度を作ったりするんですね。
だから下ではさまざまなそごうが生まれていたり、、、
それがなかなか上には上がっていかない。
これは東洋の特徴かな。
お上のやることに文句をつけるのはお上の威信にさからうこと、、、なんてね。
韓流の時代物でよくやっています、謀反じゃって一家全員処刑されたり、遠島にされちゃったりってね。日本でもその時代ならあったことでしょうね。でもその残滓が未だに残っているなんて思いたくはないけど。



去年の暮れにいすみ市に移り住んでみて、それまで異邦人だったときには気がつかないことに気がつかされました。
こんなこと、あんなことって不満を述べていたら、いすみ市は都会の人の老人ホームではありませんよなんて怒られたり。
だからいや、あれはいすみ市に文句を言っているのではなくって、現場、エンドユーザーの立場で、国としての制度のもつ不備、不公平への文句を言っているのですよって反論したり、、、


日本の官僚はとても優れているから、全体の中でシステムを構築していくのはとても上手。でも、最初からキャリアとして育てられているので、現場のことが分からないことが多いのかもしれませんね。そして現場からトップへのフィードバックがなかなか機能しない。


救急車を悪用するケースが多すぎる。だから本当に必要なときに救急体制が機能しなくなったりするって警鐘をならされています。それだけ聞けば、私もほんとうにそうだと悪用する人に反感を持つ。

今日、お寿司を買いました。友人と二人で食べて、しばらくしたら友人が腹痛で苦しみだして、あまりの痛さに病院にもいけそうもない。
昼から他には何も食べていないというので食中毒を疑いました。
貝や、イクラは私は食べないで友人だけが食べましたので、それかな?って。

しばらく様子を見ていたら、少しおさまりかけてきたので近くの病院に行きました。ところが救急指定のこの病院では当直が整形のお医者さんなので、他の病院に行って欲しいと断られました。
ここに聞けば連絡先を押しててくれると救急センターの電話番号を教えてもらい、10回くらい電話してやっと電話が通じましたけど、そこで話をして教えてもらったのが、最初の病院。
あそこには整形の宿直しかいないって、別な病院を教えてもらい、それもだめで、あちこちに連絡をしてやっと見てくれるところを探して、駆けつけました。
その間、2時間ほど。

救急センターでは何かの医者が宿直で残っているのか、ベッドの空きがあるのかなどという情報がリアルタイムで集められていると思っていた私にはちょっと意外でした。
あれだけ、救急車のたらいまわしが問題になっているのに、これじゃ、何十年も前の休日診療の医師会のデータから一歩も進歩していない。
たぶん、都が作れといって、区や区の医師会が形だけ整えたのでしょうね。

新型インフルエンザが流行りだしたころ、上がやる、やれといっていることと、現場の可能な対応にあまりにも開きがあったことは、いろんな報道で知られていますよね。
上が下の状況も分からないでやれっていって、下が上に言われたからって形だけを整える。下にはそれが半分も機能できないことは分かっていても、整えたことだけを報告する。
ずっと昔に書いたと思います、こんなときに現場の発言が強いのはアメリカの危機管理なんだって、、、、
これがいつまでたっても治らないのは、日本の国民性? それとも日本の官僚の習性?
これもまた、上から目線の弊害かな、、、、、






春節、 そしてバレンタインディ

2010年02月14日 23時12分35秒 | 日記


このブログの右側のカレンダーをご覧になればお分かりのように、今日は旧暦の1月1日。中華圏では元旦のお祝いですね。
元旦、あるいは三朝、、、年の初め、月の初め、日の初めってこと。
長崎の生まれ育ちの私としては、とてもなじみのあるお祭りでございます。
お祭りだ~ めでたい、めでたい。
まるで私の頭の中のよう。

しかも今日はバレンタインディ。
今日は集まりがあって、ご婦人方も何人か集まられておりました。
お~~~い、義理チョコどこなんだ~~~って探しましたが、たぶん目が悪くなったのでしょう、見つからなかった。
重ね重ね、めでたい、めでたい。

これで来月の出費が必要なくなった。
昔は、大変だったのですよ(ということにしておきましょう。大昔のことは、いいことしか覚えていないしね~)

昔の仕事場の同僚、、、、白系ロシア人でしたけど、、、彼女の親代わりともいえるような人が、あのバレンタインのチョコレートなんていう公序良俗に反するような悪癖を最初に作り出した人。
おかげさんで、2月は歯医者に通い、3月にはお返しで破産寸前なんて、私はどれだけ苦労をしてきたことか。

やっとその苦労から逃れることが出来ました、、、、、

それでも、おぉ~い、義理チョコのかけらでも、どこかに落ちてないかな~~~
写真は、その悪癖を作り出した人の会社のチョコではありませんけど、、、
たまたま、発見したチョコレートでござんす。