夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

雨の多摩川散歩

2010年06月14日 15時31分47秒 |   ボクとおいちゃんと ときどきおねえ


おいちゃんが、1週間ほど前から血圧を計りだしている。
試しにって、計ってみてとんでもない高い値が出たのだそうだ。
医者に行けば、問答無用で即、血圧降下剤を出されてしまう。
それが面倒だから、、、ってのが、おいちゃんの話。

でも、あの人は、どうしようかね~ って、煙草をふかしながら考えているんだよ。
煙草はよくないっていうのにね~
喉がいたい、頭がいたいって煙草をぷかぷか吸う人だから、始末に終えない。

ボクちゃんの「保管期間」は8月まで。ボクちゃんのフィラリアは今のところ大丈夫みたいなんだけど、保管期間が終わったら、次のおいちゃんを探さなければならないなんて、ボクちゃんも面倒くさいしね。

ということで、今日は雨が降っていたけど、おいちゃんを多摩川の散歩に誘いました。
おいちゃんの体調管理、運動療法ね。
ボクちゃんって、おいちゃんのことまで、いろいろ考えてあげなきゃいけないんで、大変だよ。

地面はびしょびしょ。
でも水滴が綺麗だった。



おいちゃんは、合羽を着て、長靴を履いているから、ぜんぜん濡れないはずなのに、橋の下に来ると、遊んでおいでって、自分は、歩かないで煙草をぷかぷか。

気温はいつもよりも低め。湿気を帯びた風が、走り出すと気持ちがいい。
植え込みの先までの、おいちゃんから見えないところにいって、、
おいちゃんにこっちにおいでよって誘いをかけるけど、だめだな、、こりゃ。
おいちゃんは探しにも来ない。



ほんとうは、もっと遠くまで行けば、おいちゃんも、探しに来るとは思うのだけど、
どういう訳か、ボクちゃんも、おいちゃんが見えなくなると、怖くなってすぐにおいちゃんのところの戻ってしまうんだよね。
岬でもそうだもん。リードを外してもらっても、お家から100メートルって離れたことは、一度おいちゃんを探しに出たとき以外ないし。あの時もす~ごく怖かったんだもんね。



仕方なくボクちゃんだけ、おいちゃんの姿を目の隅に置きながら、緑のグランドを全力疾走して遊んできた。
おいちゃんは、鳩さんと遊んでいたよ。