夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

出しそびれたラブレター その2   解読しました

2010年10月01日 12時22分19秒 |  気になる詩、言葉


先日、「出しそびれたラブレター」をアップしましたところ、あのラブレターの文字を解読して欲しいという依頼が参りましたので、とあるスーパーコンミュータをハッキングいたしまして、解読しました。
トップの写真はそのときに使ったものですよね。


結果は、

数ならぬ 心の咎になしはてじ
   しらせてこそは身をも恨みめ


と出てまいりました。
新古今集12-1100
西行法師の詩でございましたよ。


マゾ的な人の多いお茶人が書家の手になるものよりも、お坊さんのものを大事にするっていうのは、お坊さんって悪筆が多いからですよね。
だから、これが西行の自筆であるかも知れないってひそかに思っております。

(恋が受け入れられないのは)貴方がちっぽけだからなんて決め付けないで。(相手に自分の気持ちを)知らせて、それで駄目だったらはじめて自分を恨めばいいのだから。

西行さん、自分のことを言っているんじゃないかな。

でもね~
知らせようと思っても、思いが深すぎると、どうしても臆病になってしまいがちですよね。
ラブレターを毎日10枚、100枚と書いても、出す段になると反故にしてしまったり、、、、、
誰にでもある、青春の甘い思い出ですよね。
まあ、振り返ってみれば、この悶々とした時間が宝物といえば、いえるんですけど、渦中ではそんな悠長なことは言っていられないですよね~




ちなみに、もう一台のコンピューターでクロス・チェックをかけてみました。そちらの結果は
「腹減った。母ちゃん、飯!」でした。
まあ、言葉と言うものは、受け取る人によって、どうとでも取られるものですからして、
お後がよろしいようで、、、

残念 空振り 大福山の朝霧

2010年10月01日 10時38分34秒 |  岬な日々


昨日のいすみ市から大多喜町にかけての、天気予報では雨は朝方まで降り続き、6時ころには晴れ、お日様マークがピカピカしておりました。

それで、念願の大福山の朝霧を再チャレンジとばかりに出かけました。
でも、大福山に到着してみると、雨。そして霧も深すぎ。
周りはこんな景色。



仕方なく、大福山から上総大久保経由で霧の中を戻りました。



トップの写真は上総大久保で撮ったもの。
雨もやみ、少し霧が晴れてきていました。
ここから、また養老渓谷の方へ林道を使い、戻りました。
ちゃんちゃん。

ちょっと、待って。
チビ太が続きを書きたいのだそうです。

朝の4時においちゃんに起こされました。
散歩に連れて行ってくれるのかと喜んで車に乗りましたら、ただただドライブ。
大福山っていうところで止まっていましたので、降ろしてよ、散歩させてよって騒ぎましたら、やっとちょっとだけ散歩をさせてもらいました。
家に戻る前に、さすがのおいちゃんもチビ太に悪いと思ったのでしょう、三軒屋の海岸に連れて行ってくれました。
行って吃驚。
海岸は、ごみの山。
先日来の台風や大雨のせいでしょうか?
でも、とにかく飲み物のペットボトルがたくさん、そして竹の山々。
台風や大雨のせいではなくって、もしかして裸祭りのときのごみがここに流れ着いたのかな。
地元の人がビーチクリンなんて丹精して、いつもは綺麗にしている海岸なのに、ちょっとひどすぎ。
チビ太はあまりの変わりように、ちょっと怖くなって、おいちゃんのそばを離れられませんでした。
これじゃ大型のブルに、砂利の分別みたいな装置を付けたのを入れて、搬送のトラックを何十台か入れても、何日もかかってしまうでしょうね。
地元の人が心待ちにしているお祭りに水を差すわけじゃないけど、チビ太だって、「落し物」はちゃんと処理しているのにね~