夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

介護って難しい

2010年10月29日 13時12分52秒 |   ボクとおいちゃんと ときどきおねえ
昨日の朝も、雨の中、おいちゃんを多摩川まで散歩させました。
チビ太は、純毛のそれも、柔らかい内側の毛と、荒い外側の毛のダブルコートされたオーバーオールを着込んでおりますので、寒さは平気ですけど、おいちゃんは薄手のジャージの上下にレインコートで、かなり寒かったみたい。

川原では、誰もいませんので、おいちゃんの自由にしてあげましたが、ふと気がつくとおいちゃんの姿が見えない。
必死になって探しておりましたら、いつも散歩で合う人から、「あっちへ行った」って聞きまして、そちらの方へ急ぎました。
途中の交番でも、お巡りさんが「たった今、あっちへ行きましたよ」ってことで、追いかけましたが、姿が見えません。
マンションに帰ってみますと、入り口に、へらへら笑っているおいちゃんがいた。

8月の10日にも同じことがあったんですよ。
おいちゃんが迷い子(もとい)迷い爺になっちゃって、チビ太は大変だったんですから。
ほんと、徘徊癖をもつ認知症の老人を世話するって、大変。
チビ太はそのために、一日中、走り回っていますよ。



ご飯だって、チビ太と違って、ドッグフードって訳には行かないでしょ。



4,6時中、見張ってなきゃいけないんですから。



チビ太、これからもやっていけるかしら。

おいちゃんを介護老人ホームに入れようにも、空きもないし、だいいち、チビ太にはお金がない。
役所に相談しても、制度上どうしようもないってことで、門前払いかもね。
ということは、死ねっていっていることなんだけど。
国も、今頃になってやっと、核家族が普通の世の中になった。家族のケアに任せられる部分が少なくなったので、基本設定を変えなきゃいけないかな~~って思いだしたみたい。
核家族化が言われだしたのは50年も60年も前のこと。
大都市では戦前だって核家族化が進んでいた。
それを知りながら、大家族の社会の伝統を当てにした制度を作った大馬鹿な人たちが、今の介護疲れで親子心中なんて悲劇を作り出しているんだよね。
頭のいい人たちなのに、なんでかな~

介護疲れでチビ太が死んじゃって、おいちゃんの介護をする人がいなくなったら、おいちゃんも死んでしまうかな、、、、
ハリウッドの映画になるかもしれませんね。
チビなんてのが世界的に有名になったりして。
でも、死んだ後に有名になったり、お金が入ってきても、遅すぎだしね。。。



ところで、今日使った写真は、以前使ったものの再掲です。

孫文の理想と東アジア共同体

2010年10月29日 13時02分03秒 | 日記


だいぶ前に、いすみ市岬町の海岸には梅屋庄吉の別荘があることをご紹介しました。
梅屋庄吉に関してはNHKの再放送もあり、ずいぶんと興味をもたれている方が増えているようです。
検索をかけてこの日記へこられる方もずいぶんありましたが、内容のない日記で、たくさんの方に失望を与えてしまったのではないかと、恐れています。

そのような方に朗報。
今年は、辛亥革命から100周年ということで、さまざまな企画が開催されていますが、11月の3日には一ツ橋の学術総合センターで「孫文の理想と東アジア共同体」というシンポジウムが開かれます。
詳細はこちらを見てください。
受付は今月末までだそうですから、興味のある方は申し込まれては?