夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

今年の夏は暑かったんですよね

2010年10月15日 21時36分13秒 | 日記


ちょっと旧聞になりますが、10月10日は弟の音楽教室の発表会でした。
プロの写真屋さんが都合が付かなくなって、代わりに、春に引き続き、お手伝いをいたしました。



9時半には会場でセッティング。そして終わったのが、8時半。
でも、以前は発表会が二日がかりだったので、これでも弟は「生徒が少なくなった」ってこぼしております。



弟の発表会の日記では毎回書いておりますが、とにかく、チビちゃんたちの活躍が凄い。自分の曲(それもこっちではバイオリンを弾いていたと思ったら、あっちではピアノを弾いていたり)はもちろんですけど、伴奏したり、トリオやカルテットを組んだり、一人で2時間半くらいはステージで演奏しているよって、弟も笑っておりました。



おまけに、発表会の準備や進行も、子供達がやっており、大きな子は小さな子の面倒まで見ています。
弟のスタッフ達はそれを指導しているという形を取っています。
将来、それが役に立つからなんだそうなんです。



教室の中にいろんな楽器があり、最初からそれを見慣れているので、楽器を持ち替えられるのが当たり前みたいな雰囲気なんですね。



自前でコンチェルトなんかもできちゃうし、、



チェンバロなんかをつかっての、アンサンブルも子供達には当たり前のことなんです。



そういえば、バロックバイオリンと特別な演奏法も紹介されておりましたね。



ところで、相変わらず辛口の私としては、一言言いたいのですけど、、、

子供達がフレーズ、フレーズで曲を弾いているんですね。
弟は作曲科の出身、だから曲の構成を分からせて、それを考えながら、歌いながら、、そのなかでの弾きかたをして欲しいな~なんて思いましたですよ。歌いながら弾けば、意外と難しいパッセージも弾けちゃったりしてね。
それにそのほうが弾くほうも楽しいじゃん。



もう一つは、いつも言っているんですけど、あまりにも難しい曲を弾かされているな~って思うのですよ。
一部(一番小さな子供達のグループ)のトリが、小学生の愛の夢や、カンパネラ(クライスラーのバイオリン版)だったりするのは、、、、、今の子達のテクニックって凄いから、驚いちゃいけないのね。



昔、仕事をしていたころ、友人の弟子たちが留学したいと言っているけど、相談に乗ってやってっていわれると、必ず、小さな曲を入れておいてねって答えていたんです。
だって、みんなが持ってくるのは、こんなのも弾けるよってアップアップの演奏ばかり。
それを聴かされるほうとしてはたまったもんじゃないし、そんなの聞かされていると、指が動きますだけじゃ、あまり意味ないもんね~って、思っちゃうんですよね。



まあ、発表会って言うのは、もしかしたらそんなもんなのかも知れないけど、だとしたら、親や、親戚以外は楽しくないよね~。



ところで、今日のタイトル。
写真を見ておりまして、なんだか妙に暗いのです。
なんだろうと思いましたら、子供達の顔が日に焼けて黒いのですね。
微妙な差なんでしょうけど、春の写真と比べると、今年の夏は暑かったんだな~って今更ながら、感じております。



そして、、
最後の日記をアップしてからずいぶんとご無沙汰になりました。
一部には、「死んじゃったか」ってご心配をされた向きもあるかに聞いております。(香典を用意するのが面倒だってことらしいですけど)
一日フルに撮りまくっていても、普通は2~30枚も撮れば「大漁、大漁」なんです。
それが10倍以上も撮っちゃうと、それにかかりっきり。
特に女の子のためには、ちょっとばかし、色の黒いのを抑えてあげなきゃ、もしかしたら、一生の不覚なんてことになるかもしれないでしょ。
「お嫁に行けなくなっちゃう」なんてねじ込まれるのも困るし、、、
そうこうして、やっとデータをUSBメモリーに落として、弟のところへ届ける用意ができました。

またブログへ復活いたしますので、よろしくお願いいたします。
決して、死んではおりませんが、もし香典を用意されたのなら、せっかくですのでお送りくだされば幸いでございます。はい。