夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

遠上寒山石径斜

2011年12月21日 12時01分20秒 |  漢詩を長崎弁で


遠上寒山石径斜
白雲生処有人家
停車坐愛楓林晩
霜葉紅於二月花
   山行
   杜牧


山に登って行ったと~
石ころだらけの道は斜め
白い雲が湧きでるところに人家があったとよ
車ば止めて、夕暮れの楓林の秋を楽しんだと
紅葉は二月の花よりももっと赤く輝いとったとよ


注; 二月ってもちろん、3,4月のことね。旧暦だからね。

たぶん、以前にもこれを出したんでしょうね。
でも、おそらくその時は霜葉の方に重点があったかな。



チビ太と家の周りを散歩しました。



ふと見ると、白雲(もどき)が湧きあがっている。



思い出しました、おいちゃん、仙人になるんだって修行しようとしていたんでした。



あのころは仕事をしていたんで、仙人生活が羨ましかったんですね。



今や、周りだけは半分あっちの人になっちゃったから、仙人生活が当たり前、我を忘れて、馬鹿なことに忙しい世の中の人々が羨ましい。