夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

キオン 原村から東京へ 花日記3 

2009年08月29日 23時22分29秒 | 日記


原村でもたくさん咲いていました。
キオン。
これはシオン(紫苑)に対して、色が黄色だから黄苑と名づけられたようです。
ハンゴンソウ(反魂草)に似ていますが、トップの写真の下のほうの葉っぱをよく見てください。葉っぱは普通の葉っぱのように一枚出ていますが、ハンゴンソウは3~5ないし7つくらいに深く裂けています。

図鑑などでは頭花は2センチくらいで舌状花が5枚付くって書いてありますけど、野山で見ると花が密集していて舌状花が重なって見えるので、一つ一つの花はもっと小さく感じられるはずです。

ちなみにアラゲハンゴンソウは原村の花日記の中に、最初キクイモかと思って疑問符付きで出していた花がそうですね。

キク科キオン属



ウド 原村から東京へ 花日記 2 

2009年08月29日 19時25分12秒 | 日記


ウドの大木。
でもウドは木ではないのですよね。
ウコギ科タラノキ属。 それでも木ではないのです。

ところでウドの大木。
役立たずの場所ふたぎ、、、、なにやら、わたしのことを言われているようで、ウドに近親間を覚えますな~

でも、ウドの若芽(あのスーパーのなまっちろいのは、日が当たらないようにして育てているからで、山にあるものは普通の緑葉ですよ) 若葉や茎(短冊に切ってキンピラなどに使えます。料理に興味がある方はこちらをどうぞ。ウドってけっして役立たずではない、仲間の名誉のために申し添えておきます。




でも、もう少し光があって、日射角がよければもっと綺麗に取れて、チェンジのチャンスになったかもしれないのに、やはりどこか間が抜けているのでしょうか、ねぇ、ご同輩。


そして、こちらは?



ヤナギラン? 原村から東京へ  花日記 

2009年08月29日 18時29分43秒 | 調べなくっちゃ


さて、原村から美ヶ原経由で東京へ戻る途中の植物たちをアップいたしますけど、心配していた通り、最初の花で躓き。
はて、これはヤナギランなのでしょうか?

そしてこちらは? ゴマナにも似ていますけど?



う~ん、ショウマの類? それともトラノオ?



こんな調子では、最後まで?マークのオンパレードになりそうですね。
どなたかお知恵を拝借。


原村から、霧が峰、美ヶ原 そして東京へ

2009年08月29日 08時57分09秒 | 日記


原村の風景や花をご紹介しましたけど、今回は、その帰り道。
原村を発って、蓼科、白樺湖、霧が峰、八島ヶ原、美ヶ原から武石を抜けて東部湯の丸で上信越自動車道に入る行程でした。
道は昔と比べて格段によくなっていますし、楽な距離ですけど、風邪のだるさと熱でちょっときつかったです。
途中の花はまた別な機会に。


原村から蓼科はエコーラインができているし森や、小さな池、開けた高原を走るいい道。



途中尖石遺跡などを見て、三井の森から蓼科の方へ農道を抜け、芹ヶ沢までもどり、大門街道から白樺湖。
そこから、ビーナスラインを使って、霧が峰、八島を抜けて美ヶ原まで。
雲は多かったけど、青い空も見えて、なかなか素晴らしいドライブでした。



美ヶ原ではお約束で美ヶ原高原美術館をお訪ねしました。



岡田光司という人の写真展をやってました。何点かの作品ではプロの実力を見せ付けられて、ちょっとしょげたりして。

伊藤隆治さんのイルミネーションの企画も入っていました。三人のアーティストのコラボなんですけど、もう一つ捻りがあるのじゃないかなって。音も、筒からの光も、糸のランプも、なんとなくばらばら、やっつけ仕事みたいな感じ。ばらばらならばらばらで、お互いに喧嘩を売るような覇気があればまだいいけど、勝手に自分の仕事をして、相手のことは知らん見たいな雰囲気。あれは作家としては人に見せるものじゃないな。なんて、素人は見てしまうのですよ。プロが一度こんなものを作ると、あと自分の評価を取り返すのが大変ですよね~なんて、ほんと、素人が何を言っているってことですけど。。。。

そのまま白樺の林を抜けながら武石へ、ヘアピンの多い急な下り。対向車も少なくなんとなく昔々を思い出して思わずアクセルを踏み込みそうになるけど、認知症ドライバーのレッテルを貼られてそうな自分を思い出して、我慢我慢。それに軽の4輪駆動じゃ重心が高いので、あっという間に横倒しですよね、、、、
ジムニーちゃんにしていてよかった。
悪女のマセちゃんなら、今日あたりお香典の請求書を皆様に発送していたりして。
「三途の川まで大変な長旅になりますので、途中のガソリンと食費、ならびにあちこちで開かれます査問委員会の裁判長、裁判員に対する袖の下のカンパをお願いいたします」なんてね。




東京まではまだ余力があったのですけど、東京に入って、変な色気を出して、首都高速の高松から新宿への新線を使ってみようと思ったのが間違い。新宿で3号線に乗るところがたかだか3キロくらいなのに発進停止を30分以上させられました。新宿では都心方向には入れないのですね。これも思わないこと。おかげで永福まで行って、そこから環八へ入って、、、 これじゃナビに従って、最初から環八をくればよかった。時間と体力、外環と首都高速のお金を損しました。この新宿の渋滞でメロメロ、ガタガタになって、やっと、やっと家にたどり着きました。
家に帰って、体温を測ってみたらプラス1度。このくらいの微熱が一番体にこたえるのですよね、、、、

皆様も、新型インフルエンザ大流行の兆しがあるそうですので、くれぐれもご自愛ください。

ところで、帰宅した日にMixiのほうでは切番の44444を迎えておりました。
Mixiはアクセスのほとんどない日記ですけど、なにやらも積もれば山になるのですね~



原村 Ⅱ  花日記

2009年08月28日 13時39分43秒 | 日記


さて、原村への旅行。こちらは原村で見かけた花たちです。
「一日の寒暖の差が大きいので、露地の花が長持ちします」というのはホテルの方のお話ですが、その言葉を裏付けるように紫露草の花が咲いていました。



リコリスもギボウシに混じって元気に咲いています。



そして傍らでは、ひまわり。



こんな山道を、車を走らせたり、歩いたりしていると、なんだか嬉しくなってきます。いすみ市などと取り立てて花の種類が違うとは思いません。



高山植物が見られるのはもっと上のほうなのでしょうね。
それは明日の心。
今日は、原村でご勘弁を。



でも、ほんとうに、たくさんの種類の花が咲き乱れています。



もちろん、最初は植えられたのもあるのでしょうね。



これは、キクイモなのでしょうか、大きな群落があちこちで花を咲かせていました。(もしかしてアラゲハンゴンソウ?)



そろそろ、高原には秋の気配、、、


長野県原村

2009年08月28日 11時28分18秒 | 日記

26から28日まで、長野県の原村に行ってまいりました。
行く前から、少し風邪気味でしたが、原村では体がだるく、ちょっときつい思いをしました。
とにかく、昼間は東京よりちょっと涼しいくらいなのですが、風は冷たい。夜は13,4度くらい、、、
歳をとると温度への許容範囲が少なくなるみたいで、ちょっと暑いと汗、冷えると頭が痛くなる、、、、
嫌ですね~

なんていいながら、26日、27日は原村と清里あたりをふらふらいたしておりました。



このあたりは30年前ぐらいからよく来ているところ。でもいろんなお店や施設ができたり、エコーラインとか、ズームラインとか新しい道ができたりして、ほんとうに様変わりしました。
原村の第一ペンション村。ここはペンション協会が日本で最初にペンション村として作ったところですけど、私が通っていたころは、ここが少しづつペンションを増やしているころから、第二ペンション村ができ始めたころ。ずいぶん昔の話になりますが、第一ペンション村はずいぶんと廃業してしまったところもあるようですね。
廃業といえば、柳生博さんのお店も場所を移したみたいですね。
こちらは新しい(って比較的という話ですけど)お店、カントリーキッチン。
この前を何度も通り、帰るまでに一度食べによろうと思いながら、帰りはこちらのほうへ来なくって、次回に楽しみを伸ばすことにしました。



結局、原村では食事はホテル以外では蕎麦屋に寄った程度で、他では取りませんでした。
例外は目玉ぎょろぎょろさせながら、楽しみにして探し出した紅茶の専門のレストランに立ち寄っただけ。



こちらは、一見さんがブログなどで勝手なことを書くので、店内撮影禁止、ブログにアップするのも承認を得てからなんてことなので、名前も写真も紹介しません。ただ、昔は報道も仕事範囲だったんですけど、人の口に戸は立てられないくらいの余裕を持ってないと息が詰まってしまうよね~って、ほんとは行く気も失せていたんです。
紅茶の味を追求するために、紅茶にビスケットもつけない、注文ではスコーン程度ってのも、求道者みたいでいいですね~
でも、一般人の私としては、アフタヌーンティーのあの何段も重ねたようなケーキと楽しむ紅茶も、また紅茶の楽しみだと思うのですけど、、、、
あればアフタヌーンティーを頼んで小腹を押さえようかと思ったのですけど、なかったし、あれを本格的にだされると、小腹どころかスィートのディナーなんてことになりかねないですからね~ それでよしとしましょう。

ミーハーっぽく、清里に向かい、アイスクリームなんぞをたしなみ、
牧場を見学



ヤギさんと旧交を温め、、、、



このヤギさん、とても人懐っこくて、頭すりすり、ぺったりと添っていてくれましたけど、

そうこうしているうちに、夕方になりました。



後は、明日の心だ~
明日も、糸の切れた風船のようにふらふらいたします。

教えてください  テイカカズラ? ⇒センニンソウ

2009年08月23日 01時22分52秒 |  岬な日々

  教えていただきました。
  コメントにもありますように、センニンソウでした。
  センニンソウは以前にもアップしています。花の名前、なかなか覚えられないですね。

岬の家の入り口に生えています。
電柱を占領し、今や電線を這って枝を伸ばしています。
家だけではなく、山や野原の木のあるところにはたくさん自生しています。
6月ごろから花をつけ、ジャスミンに似たいい匂いがします。



ずっとテイカカズラだと思っていましたけど、図鑑と照合すると、図鑑のは花弁が5弁で蘂もこんなに張り出してはいせんでした。
なんの花でしょうか?



テイカカズラだとすると、この名前は藤原定家が式子内親王に恋をして彼女の墓石に蔓となって抱きついたっていう、、、、、お能の「定家」から来ています。
古今、新古今の時代には、マサキノカズラと呼ばれていました。
かなり強い毒性がありますので注意してください。

フェラーリF355

2009年08月22日 11時48分05秒 | ファンム・ファタール
フェラーリのベルニネッタを燃しちゃったんだって。
最終が10年くらい前の車だけど、最終モデルだと中古でも10000万位する車ですよね。
もったいないな~

イタ車の悪口はよく聞かれるけど、量産車はそんなにひどくない。
まあ、走行中にハンドルが抜けたなんてのは別にしてね。

以前の車は極端に数が少ない車だったから、酷かった。おそらく世界でも最悪の車だったんでしょうね。日本的なスタンダードから言えば、修理部品(ベアリングなど)10輸入して2、3は不用品だって車屋が嘆いていた。
頭にきて、軽自動車と買い換えてしまった、今は安心して乗っていられる。
でも優等生は面白くないよね。


私の車は2ドアクーペで、私のが最終モデルfのマニュアル車、けっこうレア車だったんですよね。翌年から4ドアが残って、フェラーリのチェックが入って、すごく直され、あげくに何年か後にはエンジンをフェラーリのものにして発売されたけど、もう私の車ではなくなってしまった。あの独特の癖がよかったんだけど、フェラーリじゃね~

やっぱり道具、それも危険な道具は安全が一番。
早くて、静かで、運転し易くって、国産が一番。
ねぇ。

でも、日本の女性ってイタリアっぽくなって来てない?




フェラーリ炎上、街路樹に衝突 奈良の国道一時騒然(朝日新聞) - goo ニュース

ささがにの空にすがくも

2009年08月21日 21時02分05秒 |  気になる詩、言葉


ささがにの空にすがくも同じこと
 まだき宿にも幾夜かは經む
       僧正遍昭
       新古今集 18

蜘蛛が空に巣をはっているのと同じこと
  この家だって果たして何日保てるのだろう

笹がね、笹がに 同じ蜘蛛を指します。
以前にも取り上げたことがありましたけど、蜘蛛の振る舞いを見て、恋人が訪ねてくるという徴だとしたものが万葉や古今集にはあります。
このすぐ前の日記に載せた戯詩にも蜘蛛の振る舞いを匂わせておりましたけど、皆さんはお分かりですよね。



岬の家は木の中にありますので、蜘蛛も大変多い。
暗くなって家に戻ったときなどは、要注意。
あっと言う間に顔にべったりです。

この家も古くなって、手を入れようと思えばきりがない。
願いは、私が生きている間、雨露をしのいでくれればそれでいいのです。
まぁ、蜘蛛の巣よりかは、家も命も、長く保って欲しいですけどねぇ。