客室からの眺め!
中華民國105年11月27日星期日。星期日は日曜日である。新竹のホテルで目覚める。お天気は良くない。テレビを見てみる。
華さんのお天気を見て…
台風トカゲ(台風25号)は台湾には来なさそう。しかし各地は雨のようである。
早餐 朝食
朝ごはんを食べに朝食会場へ。いつもは牛乳を飲むが、冷たい豆漿(豆乳)があったので、それにする。肉操があったので、ご飯にかけ肉操飯に。朝から豪華である。納豆も置いてある。中のたれを見れば茨城県のメーカーだった。冷凍を解凍したようではなく旨い。味噌湯(味噌汁)も日本の味付けで美味しい。デザートに見慣れない果物をとる。火龍果、ドラゴンフルーツ。見た目は蒟蒻みたいだが、味はいい。ここのホテルの朝ごはんは良かった。
食後にコーヒー
豆漿(豆乳)ではなく、牛奶(牛乳)を入れて飲む。ごちそうさまでした。
臺灣鐵路管理局 縱貫線 新竹車站 (臺灣省新竹市東區榮光里中華路)
快適なホテルをチェックアウト。食べなかったリンゴとネーブルは、もったいないので持って行く。外は本降りの雨。近くの全家 FamilyMartに入る。傘を買ってゆく。雨が降っていても目立つ位置に傘を出してないので、探すのに手間取り、店員のおばちゃんに「アンブレラ」と尋ね、ようやく買う事が出来た。値段は99元で、少し小さい。使い捨てなので、あまり立派なのを買ってもと思う。雨の新竹駅に到着。切符は買わず、悠遊卡で入場する。
臺灣鐵路管理局 縱貫線 區間車 1160次列車 [EMU700型] (新竹)
こちらは基隆行の北上列車。區間車は日本の普通列車(各駅停車)に相当する。
臺灣鐵路管理局 縱貫線 區間車 1132次列車 [EMU800型] (新竹)
今から乗るのはプラットフォーム向かいに入っている南下列車。やはり區間車である。
區間車で新竹站開車
新竹を出発して二つ目の駅で下車する。
臺灣鐵路管理局 縱貫線 區間車 1132次列車 [EMU800型] (香山)
區間車で香山站到了
縱貫線 區間車 1132次 新竹(9:52)→香山(10:00) 50EMA829 IC票價14元
木造駅舎が見える!
新竹の近くに古い木造駅舎の駅があるというのでやって来たのだ。
臺灣鐵路管理局 縱貫線 區間車 2518次列車? [EMU500型] (香山)
售票窗口(出札口)と剪票口(改札口)
木造駅舎の改札にも簡易改札機が!
臺灣鐵路管理局 縱貫線 香山車站 (臺灣省新竹市香山區中華路)
昭和3年築の入母屋造の香山駅。西洋風の新竹駅もいいが、日本的な香山駅もいい。
ちなみに長い棒を持っているお姉さんは録音しているのではなく、お掃除をされています。念のため。
駅頭の様子!
古い駅舎が残っているのは田舎の駅だからかと思ったが、そうでもない。
駅舎内の様子!
携帯電話の充電設備も!
JRなら無人駅になってそう…
滞在十数分で香山駅を後にする…
香山にも駅猫が!
屋根瓦はきれいに葺き替えられている!
思ったより早く列車が到着した。待避線に入り、自強號の通過待ちをする。その自強號が遅れており、自分の乗った區間車も遅れて出発する。車窓に海が見える。雨の小駅に停車。各駅停車の旅もいい。竹南に到着。ここで内陸を行く台中線が分岐する。海沿いを行く線路が縱貫線だが、内陸の台中線が山線、海沿いの縱貫線が海線と案内されている。自強號で通り過ぎると何でもないけど、各駅停車の區間車だと竹南は大きな駅だと思う。この列車は竹南からは山線の台中線に入って行く。自強號や莒光號で何度か通っているが、各駅停車の區間車だとやはり印象が違う。豐富で下車する。
臺灣鐵路管理局 台中線 區間車 2153次列車 [EMU700型] (豐富)
區間車で豐富站到了
縱貫線 區間車 2153次 香山(10:21)→豐富(10:43) 45EP737 IC票價29元
※竹南-豐富間は台中線。
設備は新しくて、出来立ての新駅のようだが、駅の位置が移転してきたそうで、開業自体は明治36年と古い。ちなみに宗谷本線にも豊富駅があるが、開業は大正15年だそう。なお、台湾の豐富車站は中華民國56年(1967)に改称されたもので、かつては後壠驛、後龍驛、北勢驛だったそう。
臺灣鐵路管理局 台中線 豐富車站 (臺灣省苗栗縣後龍鎮)
移転した新駅舎で写真を撮っている人が見える。
剪票口(改札口)
簡易改札機だけが立っている。奥には補票處(精算所)が。
台灣高鐵 苗栗站 (臺灣省苗栗縣後龍鎮高鐵三路)
豐富車站の向かいに高鐵(新幹線)の苗栗站がある。昨年の中華民國104年12月に開業した新駅である。豐富車站は高鐵の新駅開業に合わせて、乗換駅とすべく移転してきたのだ。臺鐵(在来線)にも苗栗車站があり、豐富車站の隣の駅。苗栗縣苗栗市にある。高鐵(新幹線)と臺鐵(在来線)とで同名で別の駅というのが8駅、同じ駅なのは3駅である。ご利用の際はお間違いなきよう。
高鐵(新幹線)と臺鐵(在来線)との交差地点を望む!
左が高鐵苗栗站。右が臺鐵台中線豐富車站。
客家圓樓が見える!
まだ出来て2年余りの新しい建物である。近くまで行ってみたいが、時間がない。
駅構内の様子!
自強號の通過待ちで區間車も遅れたため、乗り換え時間が短くなった。ガラガラの窓口で高鐵の切符を買う。窓側の席がとれた。さて、本当に時間がない。急いで月台(プラットフォーム)へ向かう。
單程票 標準廂 苗栗→雲林(500元)
驗票閘門(自動改札)
改良されて、切符の表裏関係なく投入できるようになっていた。
改札内にも売店が!
初めて高鐵に乗った時、左營站で改札内に何もなくて、お弁当を買うために、駅員に事情を話して出してもらった。この前は広島駅の在来線改札内から出してもらったが。
月台(プラットフォーム)
列車が高速で通過してゆくが、本線と待避線との間に壁があって、迫力の通過の様子がよく見えない。つまらない。
高鐵苗栗站プラットフォームより、臺鐵豐富車站を望む!
いずれも中華民國105年11月27日撮影(切符の画像を除く)
台湾に来てバス、自強號、區間車に乗ってきたが、ここから高鐵に乗って南下する。 (つづく)